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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 186

昼は母親の特製冷やし中華だ。
「やっぱママの美味し〜。」
「沙耶もそう思う?私もぉ。」
「茜も沙耶ももうちょっとゆっくり食べたら?」
「お姉ちゃん、二人とも疲れてるんだから良いんじゃない?」
「茜は水泳ね。沙耶は?」
「指揮法を一気に叩き込んでやった……訳じゃないけど練習はしたよ。」
「アンタは茜にも沙耶にも甘甘の激甘でしょうに。」
「……確かに…お姉ちゃんの言うとおり……」
「でも〜沙耶は〜そういうお兄ちゃんが好き〜。」
「私もぉ。」
午後もそれぞれの行動に移った。茜は受験勉強、沙耶は友達の家に行くという。お姉ちゃんは図書館に、そして僕は部屋で音楽を聴くことにした。
「暇だったらちょっと打ち水してきて頂戴。」
母に言われ庭に打ち水をした。確かにこの季節、これだけでかなり涼しくなる。
「ふぅ。」
蝉の鳴き声を聞きながら打ち水をした。

「ただいまぁ!」
茜が帰ってきた。
「あ、お帰り。」
「あ、コレあげるねぇ。」
「手紙来てた?」
「ううん。お土産ぇ。」
「茜から?」
「うん。私からぁ。」
なにやら封筒を渡された。
「何が入ってるんだろ?」
開けると図書券2000円分と便箋が入っていた。
『お兄ちゃん昨日の夜は沙耶と二人で興奮しすぎて、その上お兄ちゃんの事考えないで無茶して本当にごめんなさい。絶対お兄ちゃんの事が憎かったわけじゃないから!何回もやったからもう私のこと信じてくれないかもしれないけど、本当に悪かったって思ってるの。私のこと嫌いにならないで。お兄ちゃんの事大好き!昔からずっとそうだった。だからこれはお詫び。面と向かっては恥ずかしくていえないけど……でも本当に私悪かったと思ってるから。
茜。』
「なるほど……そういう事か……。でも図書券は貰えないな。」
僕は茜の部屋に行った。
「茜、入るよ。」
「……うん。」
「手紙読んだよ。でもこれは返すよ。」
「え?でも……」
「妹にお小遣い貰うほど僕は貧乏じゃないつもりだし。こんなもので茜を許したと思われたくないから。」
「……それって……私のこともう許してくれないって事?」
「違うよ。茜のことは許すよ。でも僕はお金や品物で返事を変えたりはしないからね。図書券ここに置いておくよ。」
「……お兄ちゃん…私ね…」
「ノーコメント!」
「……うん。」
茜の目に涙が溜まってたのは見なかったことにしよう。

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