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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 163

「あ、お姉ちゃん!今何時?」
「そろそろ6時よ。」
「あ〜寝すぎちゃった……」
「私はちょっと嬉しかったわ。」
「如何して?」
「昔みたいにすっごく可愛い寝顔だったわよ。このアングルも悪くないし。」
「お姉ちゃん……そんな……恥ずかしい……」
「もうっ。そういう表情しないの。」
「え?」
「また苛めたくなっちゃう。……って私そういう趣味だったのかな……」
「どんな趣味でもお姉ちゃんはお姉ちゃんだよ。」
「ふふふっ。『恋は盲目?』」
「う〜ん……『愛』の部分もあるのかな?」
「そうなの?」
「『大好きなお姉ちゃん』って言ったとき色んな『好き』があるから……」
「じゃあまだまだね。」
「え?」
「せっかく『彼氏』にしてあげようと思ったのに。」
「う……」
「そんな顔しないの。またチャンスをあげるわ。」
「本当?」
「この状態が続いたらね。」
「この状態?」
「アンタが私をずっと好きで居てくれたら。」
「お姉ちゃんに彼氏が出来たら?」
「それは無いような気がしてきたわ。」
「何で?」
「なんだか怖くなってきちゃった。」
「怖い?どういう事?」
「また彼氏作って、それで振られたら……また……」
「……また?」
「あんたを襲っちゃいそうなの。それにもう恋なんか出来ないかも……」
「でも……お姉ちゃんって告白されること多いでしょ?」
「だから逆に振られることも……今年の6月のが初めてじゃないから……」
「う〜ん……」
「ところでアンタは?好きなコ出来ないの?」
「僕は……お姉ちゃんだけだから……」
「全く……オクテなのも問題よ。」
「うん……」
「さて、夕飯食べに行こ。」
お姉ちゃんは立ち上がった。
「ホラ、さっさと立って。」
お姉ちゃんはすぐにスイッチが入れ替わる。逆に僕はどうしても引きずってしまう。この辺は特に見習いたい。表情を作っているだけかもしれないが。
「何ボケッとしてるの?」
「あ、ごめんごめん。」
「夕食はちょっと迷うわね。」
「そう?」
「ファミレスじゃ嫌でしょ?」
「そんな事ないよ。お姉ちゃんに全部驕ってもらってるんだし。お姉ちゃんの行きたいところで良いと思うよ。それに僕財布持ってないし……」
「持って行くなって言ったのは私だもんね。」
「でもお姉ちゃんに全部払ってもらったんだから感謝してるよ。」
「本当かしら?」
「うん。」
「例のホテルのも?」
「怖かったけど……本当は嬉しかった。僕……マゾだから……」
「あ、そういうつもりで聞いたわけじゃないのに。」
「うん。でも最後までお姉ちゃんに付き合いたい。」
「それじゃ悪いけど最後まで付き合ってもらうわ。」
お姉ちゃんは先に立って歩き出した。

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