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歪んだ愛情
官能リレー小説 - 近親相姦

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歪んだ愛情 10

その表情は、とても晴れやかで、いい笑顔だった。

「初めてが俺で…」
「何度も言わないからね、お兄ちゃんが大好きなの」
一度深くまで挿入した自分自身を、また入り口付近まで戻す。

「だから、もっと、来て」

妹のその言葉を聞いて、俺は腰を突き動かす。

「ああ、あっ、っう、あぁああっ」
妹の表情が苦悶に歪む。
きっと無理しているに違いない。初めては痛みを伴うって言うし。
しかし、今ここでやめてしまうのも妹にとって良くないことだろう。

「あぁ、あぁ、おにい、ちゃんっ」
「どうだ?大丈夫か?」
「ちょっと、っ、痛い、けどっ、ンッ、嬉しい、嬉しいの、っ!」
懸命に、健気に笑顔を作ってくれる妹。
頬を一筋、涙が伝う。

涙ながらも、妹は笑顔だった。
その瞬間、一層妹のことが愛おしくなった。
「あんっ、好き!好きいっ!!お兄ちゃん、好きっ!」
「ああ、俺も大好きだ、愛してるぞ!」
「ああっ、ああんっ、お兄ちゃんっ、お兄ちゃんので、一杯、いっぱい愛されてるっ!!!」
行為は激しさを増していく。
お互いの愛を確かめ合いながら。

「ああっ、うあっ、おっ、お兄ちゃんっ、私っ、なんか、変なのっ、何か来ちゃうのっ」
「ああ、俺もだ、一緒に上り詰めるぞ」
「んあっ!アッ、ダメっ、ダメなのっ、あぁあっ!!」
妹がひときわ大きく甲高い声で喘いだ瞬間、俺の限界点も突破した。
熱い塊が妹の中へ押し寄せ、満たしていく。
妹はガクガク全身を痙攣させ、意識を手放す。
俺はひたすらに腰を振り続けた。


気が付いた時には、妹の身体の上に折り重なるように倒れ込んでいた。
深く深くつながり、抱きしめあい、お互いの愛を確かめながら。

「お兄ちゃん…」
「悪い。重かったか」
「……よかった」
小さくかすれた声で、妹は耳元で囁いた。
起き上がって表情をうかがうと、妹は笑顔だった。

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