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血の淫らな疼き
官能リレー小説 - 近親相姦

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血の淫らな疼き 1

第一話

佳菜子は息子の部屋に入った。あるサイトで息子とは気がつかずに、待ち合わせをした。
母親に対して毎日自慰をするぐらい思い詰めている19歳の青年の相談を聞く。
お金さえ払ってくれたら、遊びでやらせてあげてもいいと話がついていた。
「悠ちゃんがなんで」
「お義母さん?」
ファミレスで先に来ていた佳菜子の前に悠が気まずそうに座って、黙りこんでいた。
三年前、再婚した夫には前妻との間に息子が一人いた。
それが悠だった。悠は、母親似の顔立ちではじめて紹介されたとき、佳菜子はきれいな顔の子だとドキッとした。
その時の気持ちを思いだして、佳菜子の顔が赤らむ。目の前の悠の緊張が伝わってきて、胸が高鳴る。
「今日、帰りが遅なるかもって言ったのは、そういうことだったんだぁ」
同じ家にいるが、悠から佳菜子にあまり話しかけてくることはない。嫌われているのかとも思っていた。
余裕のあるふりをして、佳菜子は悠に話しかけた。
「最近、バイトを始めたのは、こんなことするためだったの?」
ぽつりぽつりと、家にいると佳菜子に手を出してしまいそうでこわかったと悠が話すのを聞いていた。


話が落ちつき、また悠が黙りこむ。
佳菜子も、悠に夫婦の夜のいとなみがどんな様子か、メールで相談していた。
結婚したとき、すでに歳上の夫は不能だった。
キャバクラ嬢をしていた佳菜子に夫が入れあげ、約束通りに不自由のない生活をさせてくれている。
今は海外に夫は単身赴任している。
ペットみたいな気がする、とぼやいた。
佳菜子は三十歳にもうすぐなる。悠とは十歳ほど年齢が離れている。
夫はまだ50歳すぎだが、佳菜子と添い寝をするだけで満足していた。
夫が単身赴任して一年がすぎ、佳菜子はサイトで行きずりの男たちとデートをひそかに楽しんでいた。


「ふーん、これを見て悠クン、オナニーしてたんだ」
息子の部屋にあるパソコンの画面を佳菜子が見つめていた。近親相姦モノの動画。
姉と弟というシチュエーションの作品をネットでダウンロードしてきたようだ。
「親子とかじゃないんだね」
熟女が息子と関係する作品も見たが、あまり興奮しなかったと、悠が答えた。
「わたしも、もう熟女じゃない?」
「そんなことない。熟女ってもっとオバサンだし」
そう?と言って微笑しながら、佳菜子はベッドのはじに座った。悠も緊張しながら隣にきた。
「なんで、わたしが真さんと結婚したんだと思う?」
親子なのに、ゆっくりちゃんと話したことなかったけど、と佳菜子は前おきして話を続けた。

大学を卒業して、就職が決まり働きだした。妻子のいる上司と不倫。別れたあと、ホストにはまりキャバクラで働きだした。
「借金はキャバで働いたお金で返済したんだけど、安い給料で働く気がしなくなっちゃってね」
自分で四十歳には店を持ちたいと思うようになっていた。そんな佳菜子に惚れて店に来る常連客が悠の父親の真だった。
「プロポーズされたけど、最初は断ったんだよ。歳もかなり離れてたし」
悠は余計なことを言わずに佳菜子の話を聞いていた。
「ねぇ、わたしのどこが悠クンは好きなの?」




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