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人妻のひ・み・つ
官能リレー小説 - 若奥さん

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人妻のひ・み・つ 67

直美さんがぶっ倒した男たちがフロアにどんどん溜まって?いく。
うん、見ていてちょっとグロくなってきた。

「いったい何人いるのかしら?」
半ば呆れてきた直美さん。
疲れる気配はなく、襲い掛かってくる相手を一発で仕留めていく。
「さあ…わかんないです」

―そのとき
ファンファンファンファン
「来たわね」
ナターシャがニヤリと笑う。
「でも、誰が?」
「知らないけど…まあいいんじゃない?」

建物入り口のドアが開く。
「ま、間に合いました…!」
「貴女は…!?」
やってきたその人物の姿にナターシャも、私たちも驚く。

今回のロケ参加者で最年少・14歳のグラドル・松田涼香ちゃんだった。

14歳…まだ中学生。
その身体は中学生らしからぬナイスバディの持ち主なのだが、性格は可愛らしくてみんなの妹のような存在だ。
今回のハプニングが起きたときに、いつの間にか姿を消していたので、男たちに連れられどこかで犯されていやしないかと心配したけど、どうやらその逆だったようだ。

「上手く逃げたのね」
「はい!」
ナターシャがそう言うと、涼香ちゃんは笑顔で返した。

男達は駆けつけた警察官によって逮捕され、犯され続けたグラドル仲間皆も無事保護された。
この男達は架空のインターネットテレビ局を作り、私たちグラドルを呼び、わいせつ行為を収めて裏物AVを作ろうと画策していたことが、後に判明する。

あの出来事は、私たち参加者にとって、悪夢以外の何者でもなかった。
私は幸いにも最悪の被害を受けることはなかったけど、あの時犯された先輩・後輩は精神的ショックから引退・休養を余儀なくされた人もいた。

…あのときのことで、いいことなんて…まあ、ひとつだけあったな。
一緒に参加していたロシア出身の美少女モデル・ナターシャと仲良くなれたこと。
美少女過ぎて正直、手の届かない存在だと思ってたんだ。

―さて、そのナターシャは実は物凄いお嬢様だということが後に判明する。
そして、私を含めたグラドル仲間数人が、ナターシャの持つ別荘に招待されたのだ。

「うわぁ〜、すごいですね〜!!!」
最年少・松田涼香ちゃんは来て早々大はしゃぎだ。

「こうやって誰かを招待するって初めてなのよね。やっと出来て嬉しいわ」
「そうなんだ」
別荘と聞いて、私のイメージはもっと簡素なものと思ったんだけど、それと比べてはるかに大きなコテージみたいな建物でびっくり。
…ナターシャのお父さんはロシア国営企業のお偉いさんらしいから、さすが、と言ってもいいのかも。

別荘の建物からは真っ青な海と真っ白な砂浜が広がる。
「あれはナターシャのプライベートビーチ?」
「それは違うわね。普段はあまり来ないけどほかの人も利用するわよ」

「せっかくだし海で思い切り遊びたいよね!」
私と同い年・遊佐愛海がそう言う。
「そうですね!」
涼香ちゃんも続く。

「じゃあ、行きましょうか」
ナターシャも椅子から立ち、私たちは水着に着替えて海に向かう。

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