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人妻のひ・み・つ
官能リレー小説 - 若奥さん

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人妻のひ・み・つ 66

「えっ…」
言葉を失った。
プールの中は、さながら地獄絵図だった。

静香さん、恵美ちゃん、恋さん…みんな、男達に犯されていた。
男の数が、さらに増えているような気もした。
「も、もう見てられない…」
愛さんは俯き
「許せない…」
ナターシャは怒りに打ち震える。

フロントに…って、あれ?
受付には誰もいなかった。

「…どうしたのかな」
「さあ…」
カレンちゃんと顔を合わせて首を傾げる。

「中に入らせてもらうわね…」
ナターシャが受付カウンターの奥のドアを開く。

カチャ…
カウンター奥の様子を覗くナターシャ。
「え…」
その瞬間、絶句する。

「どうしたの?」
「何があったの?」
私とリオちゃんがナターシャの傍に近寄る。

「いやぁあああああああああ!!!!」
「ああん、あっあっああんやぁああっ」
「いやぁああ〜ん!!!だめぇえええええ!!!!」
受付の女の人たちが、裸の男達に犯されていた。

「な、なんで…」
「ちょっともう、これなんなのよ…」
思わず憤るリオちゃんとナターシャ。

「ね、ねえ、ちょっと…」
愛さんが私の方を突く。
「何か…ええっ!?」
向こう側からやってくる男達…
「何よこれ、すごい人数…」
望さんが唖然とする。

プールの中にいた奴らが出てきたのかと思うほどだ。
「これじゃ逃げるのなんて…」
「いいんじゃない?ちょっと怒りが収まらないのよ」
ナターシャが薄ら笑いを浮かべる。

男達は私たちめがけて走りよってくる!
そんな奴らに、ナターシャはフロントに置かれてある観葉植物を投げつける。
「直美さん!」
「ふふ、私の実力、見せようじゃない」

向かってくる男は大勢いるが、その殆どはメタボ体形のオッサンとか、ガリガリヒョロヒョロのオタクっぽい男とか、そんなのばかり。
そんなひ弱な勢力なら、空手経験のある直美さんなら粉砕してくれるだろう。

「てぇいっ!!」
その期待通り、直美さんは襲い来る男達をばったばったと倒していく。

「そりゃあー!!」
ナターシャはカウンターにあるものを手当たり次第に男達に投げつける。

パリーン
「あ、しまった」
「…何してるのよ」
明後日の方向に飛んでいったものはガラスを突き破ってしまった。
「でも、これでいいんじゃない?警備員が飛んでくるよきっと」
愛さんが余裕ありげに言う。

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