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人妻のひ・み・つ
官能リレー小説 - 若奥さん

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人妻のひ・み・つ 56

「(誰か来たな)」
楽しそうに笑う声がした。
…男の人か。

しばらくして、若い男の人2人が露天風呂に現れた。
年齢は、私より少し年上というくらいか。

「いいお湯ですね」
「そうですね」
「ご家族で来てるんですか?」
「そうですよ」
お母さんが2人の話し相手になっている。


「どこから来たんですか?」
「東京です」
「へぇ〜…」
別にチャラくもなく、いたって普通の人という感じ。
なので、私も普通に会話します。

「下の娘さんはいくつ?」
…ん?下?…あー。
どうやら、このお兄さんたち、私と麻耶のことを年の離れた姉妹と勘違いしてるみたいだ。

「3さいです!」
「へぇー」
「私の娘なんですよー」
「えっ!?妹かと思いましたよ!」
やっぱり驚いてる。

お母さんがさらに
「3世代なんですよ」
「えっ、ってことはこの子はお孫さん!?」
「見えないな…まだまだお若いのに」
「あら、嬉しいわね。うふふふふ」
お兄さん達の言葉に、お母さんは上機嫌である。

「よかったら、お体洗って差し上げますわ」
お母さん、言葉遣いがなんかおかしくなってきたぞ。
「えっ、マジですかぁ」
「なんか気分がよくなって、どうぞ♪」
若いって見られたのがよほど嬉しいようだ。
お母さんは二人組みのお兄さんの片方を連れて湯から出て、身体を洗いに行くようだ。

さて、残った私たちは。
「おいくつですか?」
「22です」
「若いのに、しっかりされてますね」
「いえ、そんなことは」
このお兄さん達、褒めるの上手だなぁ。

「それにしても、スタイルいいねぇ」
「ん…?」
お兄さんが私に近寄ってきた。
お湯の中から、私の身体をペタペタと触ってくるではないか。
「あぁ…ええ…」
「お肌もすべすべで、若い証拠だね」
…あの、ちょっと、娘が見てるのに…

「ふふ、元気ね」
お母さんの艶っぽい声がした。
向こうでは、何やらクチュクチュという妖しい音が聞こえてきた。

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