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人妻のひ・み・つ
官能リレー小説 - 若奥さん

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人妻のひ・み・つ 55

…おっと
この旅行、2人だけではありません。
我が娘・麻耶ももちろん同行です。
撮影とか仕事で遠出のときは一緒に行けないけど、プライベートの旅行では一緒なのです。
いつかダーリンも一緒に行ければいいんだけどな。

旅館の中へ。
小さな宿だけど、歴史の詰まった風情ある建物だ。
ここにいると、心が落ち着くような気がします。

それに、今この旅館にいるのは私たちだけ。
貸しきり気分を味わえるのだろうか?

「今日は私たち以外に宿泊される方はいるんですか?」
「もう一組予約されてるお客様がいらっしゃいますね」
私の問いかけに、女将さんが答える。
…ふむ、もう一組いたか。
それが男女どちらか気になる…

日が落ちてすっかり暗くなる。
美味しい夕食を頂き、私もお母さんも麻耶も大満足。
ダーリンには悪いけど、堪能させてもらってます。

さて
「温泉行こうか?」
「そうね。ここ、混浴みたいよ?」
ああ、そうなんだ。

「こんよくってなーに?」
麻耶が聞いてくる。

…穢れを知らない無邪気な瞳。
ついこの前3歳になった我が娘、悪気なく聞いてるんだろうけど。
うーん。

「男の人と女の人と一緒に入るお風呂のことだよ〜」
お母さんが麻耶にそう説明する。
「え?マヤ、パパと一緒にお風呂はいってるけど…」
「う〜ん、それとはちょっと違うのよ〜」
…おいおい。
それって説明になってるのかい。

―そんなこともありながら、私たちは混浴の露天風呂に向かった。

貸切の露天風呂。
「ひろーい!!」
麻耶が嬉しそうに声を上げる。
そういえば、こういう温泉旅行って初めてだったな。
ダーリンも一緒だったらよかったけど。

3人でお湯に浸かる。
「ふ〜」
「いいわねぇ」
日々の疲れが取れるようだ。

―私たちがお湯に浸かっていると、露天風呂の入り口で他の人の声がした。

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