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人妻のひ・み・つ
官能リレー小説 - 若奥さん

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人妻のひ・み・つ 49


―沈黙。
彼のほうは緊張してるし、私のほうからも何と言葉をかけようか困る。
…これじゃ特典の意味ないなぁ。
よし、ここは私から…

「学生さん?」
「は、はい」
「どこから来たんですか?」
「えっと…」
こんな風に、少しずつ会話をして、いい雰囲気を作っていく。

きっかけを作ると、会話は弾む。
彼のほうも、笑顔になってきた。
…なんか、出会った頃のダーリンみたいだな。

「あの…」
「何かな?」
「今聞くのは失礼かもしれないけど、あの動画は…」
「…」
そうか、君もあの動画、リアルタイムで見ていたのね…

「ごめんね」
「い、いえ、そんな…」
「幻滅したよね?あんなことされて、しかも感じちゃって、狂っちゃって…」
「そ、そんなことは…僕だって、興奮して…」
…そうか。
素直でいい子だ。
そう思うと、なんだか、あの後恐怖に思っていたのが馬鹿らしい。
彼の素直な答え方を聞いて、私は少しクスッと来てしまった。

きっと、彼はあの動画を保存して、今日までおかずにしてきたのだろう。
それはそれで可愛いじゃないか。

私は開き直って、彼に近づいた。

「あ、あの…」
「ん?何かな?」
「ち、近いです…」
そりゃそうだ、だって私、君に近づいてるんだもん。

さらに私は、胸の谷間を寄せて、彼にほれほれと見せ付けてみる。
「…わっ」
「うふふ、おっぱい、触ってみる?」
勿論本気での言葉ではない。からかい半分の誘惑だ。レイプされ世間にさらされる前から、グラビアアイドルをしているのだから、どんな目で見られているか等解りきっていたし、オカズにされること事態が魅力がある証拠と理解している。
特に自分のような人妻がグラビアアイドルをするに当たって、ファンは極端な性的欲求をぶつけてくる人間が多い。人妻のくせに、オカズにされて喜んでるなど最初はよく叩かれたものだ。
この目の前の純情そうな青年も、あたしをオカズにしたことくらいあるだろう。

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