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人妻のひ・み・つ
官能リレー小説 - 若奥さん

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人妻のひ・み・つ 20

横に並んで、一緒に走る。
そういえば、ここ最近、親子で一緒に何かするってこと、なかったな…

愛「舞ちゃん」
舞「何?」
愛「最近、どうなの?」
舞「うん…別に、普通かな」
愛「そう」
舞「仕事も、大学も、特に何もなく順調です」
愛「それならよろしい」

…一時期、忙しくて全然親子間の会話がなかったな。
いや、別に、仲が悪くなったとかそういうのはないんだけど…
お母さんも、麻耶のことばかりお世話してたしさ…
あぁ、だから、こうすることで、親子の会話をする時間があるって、いいのかもな…

隣を走るお母さんのペースはあまり落ちていない。
長いこと運動してないと言う割には、経験者である私とそんなに変わらないってすごいことだ。
…さすが元女優って事か。
映画とか舞台なんかもマラソンと一緒で体力がいるもんなぁ。
愛「舞ちゃん?」
…えっと、だから、モノローグに突っ込むのは(ry


近所には大きな緑地公園がある。
ここの大きな池なんかはランニングやウォーキングにはもってこいで、実際走っている人は多い。
ちなみに、私がよく行くスポーツクラブはこの公園の敷地内にある。
(この前やられたあの場所ね)

愛「ここいいわねぇ」
舞「でしょう」
愛「しばらく池の周りを走りましょうか」
舞「はいー」
まだ体力は落ちてないか。
なんだ、お母さん、スタミナあるんじゃん。

しばらく池の周りを並んで走る。
あくまで私がペースをあわせているんだけど、正直予想外な感じ。
お母さんはペースを乱すことはなかった。

舞「なかなか走れるじゃん」
愛「そうかなぁ?」
舞「運動してないってホント?」
愛「うん…」
持って生まれた能力かしら?
というよりは女優時代の日頃の鍛錬の表れなのだろうか。
愛「確かに舞台の稽古の前は身体を鍛えたねー」
だからモノローグに(ry


―しばらく走るとさすがに疲れる。
「…ちょっと疲れたかなー」
確かにお母さんの息が上がってきたように見える。
最初は身体を慣らすことから始めているから、そんなに無理して長い距離走る必要はない。

「じゃあここまでね」
初日はここまで。
帰り道もちょっとくらい走ってもいいけど、ここを走るのは今日はここまでかな。
「また明日もよろしくね、先生」
…先生って。

お母さんはトイレに行くため、公園内の施設へ入っていく。
私も一緒に。
ジュース買ってこようっと。

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