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人妻のひ・み・つ
官能リレー小説 - 若奥さん

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人妻のひ・み・つ 19

舞「えー、お母様」
愛「はい」
舞「私もご一緒しますわ」
愛「まあ、嬉しい」
…『美ジョガー』、いいじゃん!
体力には自信ある!
今度は外を走るんだ!
…この前のプールの件みたいなことは…いや、考えるな。
ましてやお母様一緒なんだぞ。

母娘でマラソンを走る。
我愛しのダーリンは
「やりたいことをやればいいよ」
と、後押ししてくれました。
ただ
「義母さん、無理しないで欲しいね」
そこは私がセーブしときます。
…とはいえ、我が母は孫持ちではあるもののアラフォー突入したばっかりで、見た目変わらず若いからなぁ…


―さて。
そうと決まれば、早速行動に移そう。
まず、トレーニングウェアやランニングシューズを買い揃える。

お母さんは当然、そんなの持ってないので私が付き添いで買い物。
最近は女性ランナーも増えてきて、売り場もそこそこ広くて。
私は本格的にやりたい人間だから、見た目から入るなんてしたくないけど。
まあ…お母さんはそこからか。

道具をそろえたら、トレーニングである。
うちの周りは起伏のある土地なので、トレーニングにはもってこいだ。
実際、早朝や夕方に走っている人を見かける。
最初は軽く、無理はしない。
お母さんは初心者なのだし。


―早朝。
舞「おーかーあーさーまー」
愛「う〜〜〜ん」
熟睡中のお母様を揺すり、叩き起こす。

愛「ん〜、舞ちゃん…早いよ?」
舞「早朝ランニングするって言ってのは貴女でしょう」
愛「え〜それでも〜」
舞「ちょっと遅いと通勤通学時間にかちあって道路が混雑します。早朝ランニングするなら今なのです」
愛「そ、そうなの…」
仕方ないといった顔をして身体を起こすお母様。
…前途多難である。

…最初は渋々起きてきたお母さんではあったが
愛「さあ、行くわよ!」
いざ着替えたら本気だった。
さすが元女優。
愛「元ってつけるのやめてくれないかな」
えっ、引退したじゃん…
というか、モノローグに突っ込まないでください、お母様。

さておき、外に出て走りましょう。
あくまで初心者のお母様にあわせてゆっくりと入る。

愛「どのくらいのペースで走ればいいのかな」
舞「焦らず自分のペースでいいよ」
愛「1kmを3分で走るのよね」
舞「…それはアスリートの世界ではないかと」
いきなりそのペースで走れたら人間じゃないよ。

私達が今着てるウェアは、私が白を基調にピンクのラインが入ったジャージ。
そしてお母様は、上下ともに真っ赤。
「これがいい!」って即決したようだ。
派手ものが好きって、変わらないな。

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