新妻 麻紀 15
サキは“見られている”という状況に興奮し、自分自身でも腰を振っていることに気づいていないようだ。
「どうしたんだ?自分から腰振って」
「いや、あアン、だ、ダメなのぉ! とまらないのぁ
はひぃ!!」
「だったらもっとやりやすくしてやるよ」
そう言うと、俺はサキを引き起こし俺自身は寝そべって、騎乗位の体勢になった。
「ひゃん…あん、すごい…奥に…奥に当たるのっ…あん、あん、あん、あん、あん…」
「ほら瑞穂ちゃん…今のお母さんて、とってもキレイでしょ?」
いつの間にか麻紀が瑞穂を、俺たちの近くに連れてきていた様だ。
「おかぁたん…」
娘瑞穂の顔は、まだ涙で濡れていたが、その目は母親サキの痴態をしっかり見つめていた。
サキにはもう娘など見えておらず、快楽のために腰を振り続けていた。
「あっ、イク…イッちゃう…わたしイッちゃうのぉぉぉぉ!!!」
そのままサキは気を失ってしまった。
それと同じ頃、彼らのいるマンションを下から眺める人物がいた。
「ここに居るのか………待っていろよ…兄さんのカタキ…アキラ…そして兄さんを裏切った女…麻紀」
その人物の目は憎しみに燃えていた。