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堕とし頃
官能リレー小説 - 若奥さん

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堕とし頃 1

海開きされたばかりの海水浴場の駐車場脇にあるシャワールーム。
入り口から見て一番奥の個室で、若い男女が濃厚に絡み合っていた。

「ん、ああああっ、ひゃぁっ、ん、ふぅうううっ、んちゅ、っ…」
浅黒い肌の男の腕に抱かれ、時折濃厚に唇を重ね、立ったまま男のピストンを膣奥深くまで受け入れ蕩けた表情を晒す。

シャワールームの床に、女が付けていた白のビキニが上下ともに散乱していた。
栗色のショートカット。両耳に小さく可愛らしいシルバーのピアス。キュートな顔立ちは快楽に溺れ、絶え間なく喘ぎ声をあげ続ける。

「ひゃああっ、あああっ、イク、イクぅううう!!!!」

このシャワールームに連れ込まれたのはほんの30分前だが、女は2度目の絶頂に達した。
右手薬指にきらりと輝く指輪が見えた。
その手で男の背中を掴みながら、小刻みに身体を震わせていた。

男が抱きかかえていた女から手を離すと、女の身体が壁を伝ってへなへなと崩れ落ちる。
男は女を絶頂させてもいまだ誇らしげに反り立つ肉棒を女の目の前に突き出す。
女は薄く微笑んでその肉棒に自ら舌を這わせ、まとわりつく精液を舐めとった。

「もう一発イケそうですよ」
「やだ……立てなくなっちゃう」
「俺がおぶってあげますよ。連れの方がいるんでしょう」
「君が行ったら、友達もみんな抱くつもりでしょ」

「それは、この目で確かめてからにしますよ」
「私以上よ。きっと犯し甲斐があるわ」
「でも、今は、遥さんともう一回!」
「あっ!?ちょ、んんっ、んあああっ!!!」

男―上川勝は女―山本遥の身体を起こし、立ちバックからの挿入で延長戦に突入した。

どこかで見たことのある顔…勝は遥を見て、そう思った。
それが、最近ネットでよく見るマッチングアプリの広告モデルであると確信した。
ダメ元で声をかけてみると、勝の予想に反して遥は好意的に接してきて、それであの濃厚な行為にまで達したのだ。

モデル・山本遥は人妻。
25歳の彼女は2年前に年上の会社員と結婚した。
今は仕事中の旦那は不在で同じモデル仲間の友人たちの海に遊びに来ていた。
モデル仲間には別の会社のマッチングアプリの広告モデルもおり、友人もまた人妻である。


「あれっ、遥遅かったね」
「ちょっとね」
「そっちの彼は…?」
「さっきそこで会った勝くんっていうの。ナンパしてきちゃった♪」

実際ナンパしたのは勝の方である。
その勝は遥の友人である黒髪ショートのロリ巨乳モデル・林美沙希に一目ぼれしていた。

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