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幼妻のアブない日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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幼妻のアブない日常 109

その声と同時にドピュ!…っと打ち付けるほとばしりを感じながら、結衣子もまた意識を飛ばす…
身体はスコンと力を無くし、糸の切れた操り人形のように彼の身体に崩れ落ちていった…

むせ返るような栗の花の匂いで結衣子は目覚める…
いやこれは栗の花なんかじゃない…

結衣子は頬に着いたその匂いの元である白濁の液を指先で絡め取り、鼻先に持っていく…

うん、このにおいだ…
部屋に充満したこのにおいが行為の激しさを感じる。
下の彼は気を失った私を優しく抱きとめていた。

「すごく気持ち良かったです」
「私も。最高の初めてを上げられて良かったわ」
部屋の雰囲気には見合わないまったりした空気に包まれていた。

腹の上にしな垂れた彼のモノは、コレがそうだったの?…と自分の目を疑ってしまう程に小さく縮じ込まっていた…
彼のその伸縮性の凄さに驚いてもしまう…
やっぱり服の上から平常時のモッコリを見るだけじゃ、男の本当の姿は分からないってことなのね…

結衣子は童貞を卒業したばかりの彼のソレを見て、また一つ学んだ気がした…

終わってシャワーを浴びて、着替えて部屋を出るとちょうど真奈美さんとも鉢合わせになった。
「楽しめた?」
「はい」
「童貞卒業の相手になるって嬉しいよね、なんか病みつきになっちゃう」
「お好きなんですね〜」
「また今度、一緒に行かない?」
「真奈美さんが良いなら是非」

真奈美さんと仲良くなれたことが、今回のドラマでの一番の収穫だったかもしれない。



…ダーリンが出張することになった。
まあ、これまでにもよくあったことなのだが。
グラドル(最近は女優もやったな)としてそれなりに仕事もしつつ、妻として夫のサポートをするのはなかなか骨の折れることだがまたやりがいもあることだ。
…最近は愛があるのかどうかよくわからなくなってしまったが。ソコは何とかしないといけない。

ダーリン出張初日の夜。
そのダーリンの弟くんが家に遊びに来てくれた。
巽龍之介くん…弟、といっても私よりは年上だ。

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