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若妻遊戯
官能リレー小説 - 若奥さん

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若妻遊戯 2

紐を外すと、シートの上に寝そべりながら両胸を抑え所謂『手ブラ』の格好で少年のほうをチラリと見やる。
時折切なげな表情を浮かべたり、お尻をゆっくりフリフリしてみたりして少年を挑発する。
少年のほうは顔を真っ赤にしながら視線をそらすが、幼いとはいえやはり男。
麻衣子の肉感溢れるボディをその目で見たい、とチラチラ視線を向けてくる。

「(あらあら)」
そのうち少年は股間の辺りを押さえながら麻衣子の方を気にし始める。
「(それも可愛いわね)」

…遊んでいた3人が麻衣子のいるシートまで戻ってくる。
「楽しめたよ〜」
「ちょっと疲れちゃったぁ」
「車に戻る?」
「少し休んでからにするよ」

「じゃあ、私、ちょっとシャワー浴びてこようかしら」
「うん、行ってらっしゃい」
麻衣子はビキニの紐を結びなおすと、藍たちのいるレジャーシートから離れる。

…麻衣子の目的は、シャワーを浴びることでは、もちろんない。

「ねぇ君」
「!?」
いったん物陰から消えたと思った少年は、離れた茂みの傍に隠れていただけだった。

「あら…ハーフなのかしら?可愛いお顔ね」
「……」
少年は黙って俯き、何も答えない。
その瞳の奥は碧く輝いて見えた。

「さっき、私のほう見てたよね?」
少年はコクンと頷く。

「恥ずかしがることないのよ。男の子ならそれくらいのほうが健全でいい子よ」
俯く少年の頭を優しく撫でる麻衣子。
「ねぇ、その手で隠してるとこ、見せて?」
麻衣子が少年に囁くが、それは頑なに受け入れようとはしない。

「場所、変えるから。2人きりになれるところで、ネ」
麻衣子は少年の手を引いて、駐車場そばのシャワー室に向かった。

…そのまま歩いて数分。

「ここなら2人きり。いいでしょ?」
麻衣子は少年の顔を覗き込む。
近くで見ると、その碧い瞳に吸い込まれそうになる。
「君、お名前は?」
「……」
まだ警戒しているのか、それとも恥ずかしいのか、少年は何も言わない。

「決して怪しいものじゃないから。私は麻衣子」
「……レオ」

「レオ君、か。カッコいい名前ね」
「…そうでもない」
俯く少年。
麻衣子はそれが可愛らしく見えて仕方ない。

レオと名乗った少年はまだ短パンを両手で押さえ、恥ずかしそうにしていた。
「ねぇ、2人きりになったんだから、その手をどけて、お姉さんに見せて」
「……」
無言で麻衣子を見つめるレオ。
それは、『それだけは勘弁してくれ』とでも言いたそうな視線。

「どうなってるかは私もわかるから。男の子だから仕方のないことよ。それに、素直な子のほうが、お姉さんは好きだな」

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