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愛さえあれば関係ないよね
官能リレー小説 - ロリ

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愛さえあれば関係ないよね 6

俺は念の為、和也くんに聞く。
「ちゃんと泳げるんだろうね?」
「バカにするな。25mぐらい、しっかり泳げらあ」
和也くんは声を上げて意気込む。
「よし!俺だって藍那ちゃんのことが大好きだからな。手加減はしないぞ」
「おう!」
そこへ優香ちゃんが傍に寄って来た。
「面白そうね!私も一緒に泳ぐわ」
優香ちゃんは運動が得意で、泳ぎにも自信があるとのことだ。
結局、3人で泳ぎを競う事になった。

「よおぉぉい…スタート」
藍那ちゃんの合図で俺たち3人は一斉にスタートし、25m先のゴールを目指して泳いだ。
結果、俺がトップでゴールに着き、3秒ほど遅れて優香ちゃんが2着になった。和也くんは俺や優香ちゃんに引き離されていたが、最後まで泳ぎきっだ。

「栄貴さん!御苦労様です」
プールから上がった俺を藍那ちゃんが正面から抱き締めた。

和也が息を切らしてプールからようやく上がって来た。和也は抱き合う藍那と栄貴を見つめる事しか出来なかった、更に女の子しかも好意を寄せる女の子に負けた事がショックで情け無く涙が出てきた。
そんな弟の姿を見て優香が駆け寄り優しくて語りかける

「大丈夫、よく頑張ったよ和也...」

姉の慰めの言葉に和也はただただ頷く事しか出来なかった。


翌日和也は学校へ向かう
1日過ぎた程度ではまだ藍那に負けた傷は癒えていない、学校で藍那に会うのが恥ずかしい...
和也は附属小学校の制服である夏服の半袖セーラー服に短めの紺色半ズボンを履く、男子もセーラー服の学校も言うのは珍しいが
ハーフパンツが殆時世にこの丈の昭和の遺産の様なトランクスだと激しく動いたりするとはみ出る様な半ズボンも珍しい...下着がブリーフなのはそれが理由だ。
流石に「今時こんの丈の半ズボンじゃ、今の男の子には恥ずかしいだろ」
と言う声が保護者から出る様になり来年の新一年生から
もう少し丈を伸ばしたトランクス対応の半ズボンが導入されると言う。
実際和也の様な高学年で体格が良い子だと、あそこも立派な子も多く屈んだら体育座りするとハミチンしてしまう子も
いると言う

実は附属小学校は6年前まで女子だけの受け入れをしていた
そう栄貴の通う大学は元女子大であったのだ...

土曜日の午後、大学のキャンパスに藍那ちゃんがやって来た。
「栄貴さん、今日はテニス、お願いしますね!」
「ああ!」
俺は藍那ちゃんの家で夕食を御馳走になった時、スポーツは何が得意かと聞かれ、水泳の他、中学と高校ではテニス部で、大学ではテニスサークルに入っていることを話した。そしたら藍那ちゃんに、是非テニスを教えて欲しいと頼まれた。
そして、藍那ちゃんはお母さんと一緒に買い物に出て、ラケットとテニスウエアを買ったそうだ。

買ってもらったテニスウェアはピンクのワンピース型でなかなか可愛らしく、スポーティだ。
藍那は髪が邪魔にならないように、ヘアゴムで束ねてポニーテールにする
彼女にさらに活発さが増した。

「それじゃ行きましょ!」

2人でコートに向かった

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