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学級崩壊……?
官能リレー小説 - ロリ

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学級崩壊……? 12

「それじゃあ、坂下先生はそちらを頼みます。俺はこの子らの反省会を引き続き行いますので」
「えー!」
「人でなしー!」
「先生の仮性包茎!」
「仮性包茎は関係ないだろうが!誰だ言ったの!!まったく普段から好き勝手やってるお前達が、今更監視カメラくらい窮屈な訳ないだろ」

現にこの子らは学校でも監視カメラを使ってセルフハメ撮り何で遊びを日常的にしていたりするのだ。

「ご褒美は約束を守った良い子が貰う物だ。お前達が受け取る物はペナルティだ!」
「ひぇー先生怒ってるー!」
「マジ怒りー?」

坂下先生に他の生徒達の事を任せると、俺は目の前の問題児達に教育的指導を行うのだった。

余談だが即席球技大会はそれなりに好評だったようだ。

俺は改めて全裸で正座する生徒の前に立つと、お仕置きの内容を考える。
ちゃんとこの子らが反省するようなお仕置きか…。
うーむ…難しい。

「とりあえずお前ら服を着ろよ」
「センセ、許してくれるの?」
「バカ、これだけで許されると思ったら大間違いだぞ。ちょっとついて来い」

外はもうすぐ日が暮れる。
そろそろ晩飯の時間だ。
その前に、コイツらに少し真面目な話をしようと思った。俺が一時的に職を失ったのも女が絡んでいたんだ…そう思うとコイツらには男で失敗して欲しくないのだ。

 海が夕日に染まる。そんな風景が広がる丘に彼女らと来た。
 「えー、セックスするということは、妊娠する可能性があるということだ」
 「センセ、当たり前じゃない。知ってるよそんなの。ちゃんと大丈夫そうな日を計算してシテるから」
 「そう言って、妊娠して転校して行った仲間がいたのを忘れたか?」
 俺は、前任の担任が妊娠させた子がどうなったか、ある程度は聞いている。 

前任者は俺とは全くタイプの異なる人間で、頭脳明晰ではあるが身体の線が細く体調を崩しやすかったそうだ。
そんな男がこの問題児多数、しかも性欲が無駄にあり過ぎる連中をまとめていたと思うと地獄のような光景を連想してしまう。

彼の兄は医師で、遠く離れた地に住むその兄を頼り妊娠した子とともに移り住んだという。
腕の確かな医師の手により彼女は年齢を考えると驚くほどスムーズに出産までたどり着けたそうだ。

「シエルはね…あの人のこと、本気で好きみたいだったからね…」
優愛が夕日を眺めながら呟く。

首藤シエル…その転校した少女の名前だ。
欧州系のハーフで、綺麗な金髪のとても可愛い子だ、とクラスの誰もが口にしていた。

この問題児クラスに集められた当初の彼女は、他の生徒同様男なら誰でもつまみ食いをしまくるビッチであったという。
それが何度か前任者と体を重ねる内にそこに愛が芽生え、何時しか彼だけの物になりたいという欲求に変わっていった。
そして学校側が彼女達に渡している避妊薬や避妊具を使うのをこっそり止め、前任者の種で妊娠するという愚行にでたのだった。
いくらこんな問題児クラスの担任とは言え生徒を妊娠させてしまっては問題だという事から前任者は世間から隔離された田舎への転任という事実上の幽閉をされてしまったのだ。

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