少女は裸でベッドに拘束されていた。
目の前には知らない男。
その男が自分の体を触りながらしゃべりだす。
「ふふふ、可愛いよ。君はこれから僕のものになるんだ。涙を流して、そんなに嬉しかったのかい？君は僕のコレクションの中で最高の個体だよ」

鳥肌が立つ、いかれていて言葉が通じない。
それに男の言ったコレクションという言葉。
恐る恐る部屋を注意して見る。
すると部屋の押し入れを改造した収納に自分と同じぐらいの女の子が裸で拘束されている。
中の少女達は諦めと安らぎが入り混じったような……そんな不思議な表情をしていた。
「な、なんでみんなあんな顔してるの……」
「直にわかるさ」
そう言って、男は少女の乳首を口に含むとぺろぺろ舐め始める。
「あぁ、良い味だ。そうそう、言い忘れていた。君の名前はアリスだ。覚えておきなさい」
「え！？　わたし、そんな名前じゃ……」
アリスと呼ばれた少女が男に言い返そうとした、正にその時だった。
少女の身体に電撃が走る。
「キャー！」