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虚ろなる主
官能リレー小説 - SF

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虚ろなる主 2

「グオオオッ!!」
今度はオーグリスが雄たけびを上げて斧を振り下ろしてくる。
「ぐっ!」
何とか剣で受けるが、あまりの力強さに押し負けそうになる。
このままじゃまずいと思った俺は、いったん距離を取って体勢を立て直すためにバックステップをした。
だが、それを読んだかのようにオーグリスも距離を詰める。
「うおっ!」
オーグリスの斧がまた振り下ろされる。これもなんとか受け止めるが、その衝撃で俺は尻もちをついてしまった。
そこにオーグリスが追撃してくる。
「くっ!?」
俺は何とか転がって攻撃を避けると、すぐに立ち上がり再び剣を構える。
(まずい…このままじゃやられる)
イマイさんも槍で何度も攻撃しているが、オーグリスはそれを斧で受け流して防いでしまう。2対1でしかも挟み打ちにしているというのに、オーグリスはまだ余裕がありそうだ。


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