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宝石天使
官能リレー小説 - SF

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宝石天使 2

少女達が乱れている頃、処分の決まった少年達はトラックに押し込められていた。
軍用車両のようなその車体には獅子のマークが書いてある。ただ、獅子といっても凶暴そうな雰囲気はないデザインだった。
そのトラックに大勢乗せられても少年達はまだ朦朧としていた。
義務として教えられたとおり、初対面の少女の膣内に自らのモノを突っ込み腰を振ると欲望のままに精を吐き出した。
雄としての本能を満たした直後。少女から生えたクリスタルに飲み込まれ、襲う快楽のままに射精し続けるはめになった。
そうして雌の胎中に精を吐き出すしか出来なくなった頃。
クリスタルから解放された少年らは、少女を孕ませた者から順に引き剥がされてトラックに積み込まれていく。
下半身は未だにビンビンにそそり起ち、我慢汁を垂らしながら雌の膣内に入るのを待ちわびている。
廃人と化した彼らの末路は、概ね富裕層の玩具として使い潰され終わる。
候補者達の相手役として選ばれる男子たちは殆どの場合、失敗のリスクの点から身寄りの無い孤児が利用されていた。
中には覚悟を決めた恋人や兄弟などを連れて来る者もいるがそれは例外として扱われた。
そして全ての男子たちは共通してイケメンであった。
見ず知らずの男と交わる少女達への、細やかな配慮として容姿の良い孤児を選んでいるのである。
だがそれは失敗した時の再利用時の価値を上げる為の選別でもあった。
壊れた人間とはいえ、顔が良ければ欲しいと言う人種は世の中にそれなりに存在しているのだ。
殆どの男子達はそういった人々の玩具として買われて行き、残り少ない人生を快楽で塗り潰され使い捨てられる。
悲惨な人生だと言う人もいるが、美少女に種の残し快楽に溺れながら終わりを迎える人生は、この時代に置いてはかなり上等な最期だと言えるだろう。

回収された男子たちの内、一部の者は別の運命を辿る事となる。
適合値が高すぎた者たちだ。
基本的に男では宝石武防は扱え無いため飲み込んだ核のカケラは何の作用もせずに排出されるのだが、稀に過剰反応を示し再度、単独でクリスタルを生み出し囚われてしまう者がいた。
彼らは人生最期の快楽と引換に完全にクリスタルと化し、そして砕け散った。
残された彼らだったクリスタルのカケラには強い力が宿っており、宝石武防の装飾や強化に使用されているが発生率が稀なため、悪用を防ぐ為に男性適合者の事は秘匿とされている。

選別の儀式を終えた少女達には2年間の学園生活が待っている。
心技体を鍛え一人前の戦士として戦場に出れるよう鍛え上げるのだ。
彼女らの一日は、目覚めと共にマンコの中で大きくなったパートナーのペニスを搾り取ることから始まる。
いくら宝石武防の扱い方を学ぼうと、子宮が空の宝石天使に価値など無い。
クリスタルの補助を受けながら、いつでも妊娠し続ける体を作るために精液は欠かせない。

「んっ……はっ……あっ……んんぅっ!」

パートナーの嗜好に合わせその方法は千差万別。最後は子宮に吐き出させるとはいえ、刺激の強弱や胸尻口への執着。
再びクリスタルの中に還る日まで、ずっと続く2人の問題なのだから研鑽に終わりは無い。

「あっ……あはぁぁんんぅ!」

ペニスや睾丸がひとまず縮んだ後は、2人して食堂に向かい朝食をとる。
互いに体力と健康の維持が大切なため、全世界から集められた調理師や栄養士の監修のもとしっかりと食べていく。
腹が満ちれば胎が空く。摂取した栄養を精液に変え終わった頃には、ホームルームの連絡を聞きながら再びペニスを扱き上げる。

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