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筋肉増強計画
官能リレー小説 - SF

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筋肉増強計画 2


慌てて啓一がミーツの背中にあるボタンを押すと、止まってしまい、
「フー、これで良し」
「ついでにバックアップされたデータも消去した方が良いよ」

翌日、啓一の父が、
「おかしいな。ミーツのデータが消去されている」
まさか息子達が自分の研究所に忍び込んでいたとは知らないので、
「回路に異常が生じた可能性があるな」

その後、啓一と凜は自分達で鍛えてみるのだが、
なかなか思ったような成果が出ないので、
また啓一の父の研究所へ向かってみると、

突然、ミーツが動き出し、
「啓一、凜、どうしたのですか?」
データを消去した筈なのにと動揺している啓一だったが、
データを消去した事以外の経緯を話すと、
「おそらく体質的な問題があるかもしれません」

するとミーツは啓一と凜がそれぞれ入った装置の中に緑色の溶液を満たして、
「この溶液に浸る事で少しずつ筋肉が付きやすくなる筈です」
「本当かな」
「啓一、胸の辺りまで溶液が入ってきたぞ」

それから数日後、
「啓一に凜、お前ら凄い筋肉だな」
胸に厚みが増して胸板が形成され、腹筋がくっきりと割れており、
「い、いやこれは・・・」

陰茎も以前よりだいぶ大きくなって、下着越しでもその存在を誇示しており、
「啓一、ここまで注目されると恥ずかしいな」
「凜、別に悪い事している訳じゃないから平気だよ」

逞しくなっていく啓一達に、ミーツは、
「そろそろ私の役目も終わりですね」

ミーツの思わぬ発言に、

「どういう事だよ?父さんがお前を壊すって言ったのかよ」
「違います。私は旧式で・・・」
「そ、そんなの無いよ」

すると、啓一の父が、
「啓一、凜君、どうしてここに・・・」
啓一と凜がミーツを壊さないよう懇願すると、
「壊したりしないよ。ミーツのデータを他のボディに移すだけだ」


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