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女勇者と新人勇者
官能リレー小説 - SF

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女勇者と新人勇者 2

「はふぅ…」
僕の下でマリーナさんはイっちゃってる。
「あん…悪い弟子なんだから…」
そうかも知れない。僕は弟子入りしてすぐにマリーナさんを妊娠させちゃった。
マリーナさんは勇者の役目があるのに身重になって、戦う時本当に苦労しているのがよくわかる。
僕ももっとしっかりしないと。
教会というのは勇者や冒険者の支援も行ってくれている。
ギルドが情報や斡旋などをしているのに対して、教会は文字通り葬儀だったり、遺児など育てられない子の養育もしている。とても大切な存在だ。
僕も一通りの魔法を覚えて避妊魔法くらいは使えるようにならないと、そのうち誰彼かまわず女の人を犯してしまうかもしれない。
実は僕は記憶喪失だった。1年前、夜の森の中で何もわからず当てもなく歩き回っていた時に、マリーナさんに偶然出会ったのだ。

1年前・・・。
「へぇ、君、何も覚えてないんだ。」
「は、はい。」
「疲れてるみたいね。あっちに、小さい小屋があるの。そこで休みましょう。」
全部木でできた小屋の中に入るとマリーナさんは重そうな鎧を脱いで、剣を壁に立てかけた。
「ふぅ。私の名前はマリーナ。君の名前は?って、名前も覚えてないんだっけ。」
「は、はい。」
「じゃあ、私が君に名前を付けてあげる。そうね。『カリス』にするわ。」
「まぁいいですけど。あの、マリーナさん。その指輪は何ですか?」
「先に言っとくけど、これは結婚指輪じゃないわよ。勇者の印みたいなもよ。」
「えっ。マリーナさん、勇者だったんですか?」
「そうよ。女神様がくれたものよ。私はモンスターと闘いながら旅をしているわ。」


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