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超合体★アクメロボ ガングリオン
官能リレー小説 - SF

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超合体★アクメロボ ガングリオン 46

ゴゴゴゴ…。ジャキン!! ジャキン!!
アスペル・ギルスはゆっくりと両腕を持ち上げ左右に振ると戦闘ポーズを取る。
その鈍重な動きを見て、コリンはシャルルを嘲笑った。

コリン「そんな図体ばかりでかいアクメロボで、ガングリオンの動きについてこれるのか? あっという間に終わらせてやる!! ゴォーッ!!」

コリンは操縦桿を握り締め、ガングリオンを突撃させた。

『シャルルが来た!』(歌:日参ICHIRO、きりぎりす’73)

シャルル! シャルル! シャルル!
来た! 来た! 来た! また来た!
愛するコリン 絶対誰にも渡さない
好きになったら 好きになったら ちょっとしつこいぜ
俺の血潮は 熱く燃えている
俺はやるぜ! お前とヤルぜ!
シャルル! シャルル! シャルル!
来た! 来た! 来た! また来た!
君をこの手に 抱きしめるまで
倒されても 倒されても 必ず立ち上がるぜ
俺の股間は 熱くたぎっている
俺はやるぜ! お前とヤルぜ!
シャルル! シャルル! シャルル!
来た! 来た! 来た! また来た!
俺はシャルル 俺は天才パイロット
マイ・ネーム・イズ・シャルル・ゲンズブール

ガングリオンは肩・腕・脚からカッターを展開させ、アスペル・ギルス目がけて急降下する。

コリン「くらえガングリ・カッター!!!」

パッ!!
ガングリオンが衝突する一瞬前にアスペル・ギルスのボディは分解していた。
カッターは虚しく空を切ってしまう。

コリン「?!?!?!?!」

ガシン! ガシン! ガシン!
飛び散ったパーツが再び組み上がり、アスペル・ギルスが完成した。

コリン「くそっ!!」

ガングリオンは反転して再度体当たりを敢行。しかしカッターは再び空を切った。

メカ・シャルル「我がマシンの機動力を甘く見てもらっては困る!! 二十身合体の威力を思い知るがいい!! アスペル分身攻撃!!」

飛び散っていた20のパーツがガングリオンに狙いを定めると襲いかかる。
ガン! ガン! ガン! ガン! ガン!(以下同)
四方八方から猛烈アタックを受けた機体に衝撃が走る。

コリン「うわ――――ッッッ!!!!」

機体制御が出来なくなり態勢を崩したガングリオンをパーツ群が球形に取り囲んだ。
ガングリオンを包み込んだ球体はそのままグルグルと回転する。
ゴゴゴゴゴゴ…。

メカ・シャルル「アスペル・ドーム完成!! さぁ、お楽しみはこれからだ!!」

20のパーツがそれぞれガングリオンに向けてビームを発射した。
ドームはたちまち眩い光に包まれた。

コリン「あああああああああ―――――ッッッ!!!!!!!」
メカ・シャルル「どうだねコリン君!! ギルス・ビームの味は?!」

シャルルはハァハァと息を荒くしている。
白熱化したコクピットの中で苦しむコリンの絶叫を聞いて興奮しているのだ。
身体から伸びる触手が一層せわしなく動き、遥を責め続けている。さすが変態である。
一方コリンは…。

コリン「ちきしょう!! このままでは機体がもたない!! 何とかこの包囲網を脱出しなければ!!」

ガングリオンは両腕のカッターを取り外すと、パーツの1つを目がけてブーメランのように投げつけた!
グワッ!! カッターが突き刺さったパーツは爆発し、ビーム発射不能となる。

コリン「今だ!! アクメ・リアクター全開!! ガングリオン・フルパワー!!」

破損したパーツ目がけて渾身のガングリ・クラッシュが炸裂した。
ズバーン!! パーツはひとたまりもなく破壊される。
ガングリオンはアスペル・ドームを突破した。

コリン「やってくれたなシャルル!! アクメ・ソードをくらえいっ!!」

背中のウィングから射出されるソードを握ったガングリオンは、シャルルの操る頭部に突撃する。

メカ・シャルル「…フッ。やらせはせんよ!!」

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