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超合体★アクメロボ ガングリオン
官能リレー小説 - SF

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超合体★アクメロボ ガングリオン 44

第5話『彩音ピンチ!! ガングリオン機能停止!!』

街の防災スピーカーがけたたましく呼びかける。

放送『こちらは防災みなかみです。水上警察署管内において、誘拐と思われる若い女性の行方不明が多発しています。被害に遭わないためにも女性は夜間や一人での外出を避け、不審な人物を見かけたら水上警察署まで通報して下さい!』

その週末、彩音たちが住む水上市では女性の行方不明事件が多発していた。
実は数ヶ月前から行方不明者は何人もいたのだが、今回は大量20人もの女性が同時に行方不明となったので、街では大きな噂となっていた。

もちろん、全てはあの謎の男の仕業だ。
彩音の担任・美咲遥をはじめ、E−1星の新型アクメロボの動力源にするために誘拐されたのだ。
そして侵略ロボが飛来する、いつもの日曜夜7時が近づいていた。

コリン「奴ら、今週は何処で戦うつもりだ?」

TVをつけると既に現場中継が始まっていた。そこには衝撃的な光景が…。
飛来したガングリオンそっくりのロボットが街を破壊しているではないか!!
爆炎に包まれた上空からヘリに乗ったレポーターが怒鳴り続けている。

レポーター「こちら札幌上空です! ご覧下さい! 我らの地球を守ってきた正義のロボット、ガングリオンが暴れています!! 自衛隊による反撃も全く歯が立ちません!! 一体これはどうしたことでしょう?! ガングリオンは地球の味方だった筈! この変心は何を意味するのでしょうか?!」
コリン「くそっ、ステッドラーめ!! 卑怯な手を使いやがって!! 行くぞ彩音!!」

コリンは家から飛び出すとブレスレットをかざして叫んだ。

コリン「カミング! ガングリオ――――ンッ!!!」

いつものバンクシーンで搭乗すると、ガングリ・ウィングで現場に駆けつける。
そこにはさらに衝撃的な事実が…。

レポーター「ああっ!! これは一体どうしたことでしょう? ガングリオンがもう1機現れました!!」
コリン「おい!! ガングリオンの真似をするな!! ガングリオンは父さんの作ってくれた正義のアクメロボだ!!」
謎の男「フハハハハ!! コリン君、待ッテイタゾ!!」
コリン「馴れ馴れしい口をきくな!! この偽物野郎めっ!! これでもくらえっ!!」

怒りに震えるコリンはガングリ・ウィングから立て続けにミサイルを発射した。
ミサイルはあっけなく命中、偽ガングリオンの機体は炎に包まれる。

謎の男「ワハハハハハハ!!!」

チュド〜ン!! チュドド〜ン!!
炎と共に外装が次々と剥がれ落ち、中から全然別なロボットが姿を現した。
それは角ばったグレーの機体で、特に武装しているようにも見えない。

コリン「何だそのアクメロボは!! シャルルの乗っていたアスペル・ガーより小さいぞ!! そんな貧相なボディでガングリオンに勝てると思っているのか?!」
謎の男「思ッテイルサ。ソレヨリ私ガ誰カ、マダワカラナイヨウダナ…。私ハ『メカ・シャルル』!! 今週ハサイボーグトシテ甦ッタノダヨ!!」
コリン「な、何だって?!」
メカ・シャルル「あ"〜あ"〜…。おほん、おほん!! …声帯を調節した。これで以前と同じ声だろう?」
コリン「シャルル!! 性懲りもなくまたやってきたのか!! なんて粘着野郎だ!!」
メカ・シャルル「君をこの手に抱きしめるまでは死んでも死にきれんよ!! 身体はメカになっても、君を愛する心は変わっていないさ!! それより見ろ、この女を!!」

シャッ!!
敵のアクメロボの胸部が開いて透明カプセルがせり出した。
その中には全裸の美咲先生が両手足を限界まで広げられたまま半狂乱になって叫んでいる。

遥「オ○ンコ、○マンコ、オマ○コ〜〜!! 熱いのぉ!! せつないのぉ〜!! 早くぶっといチン○突き刺してぇ〜!!!!」
彩音「あっ!! 遥先生〜〜っ!!!」

コクピットの後部座席に座る彩音が思わず叫ぶ。

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