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超合体★アクメロボ ガングリオン
官能リレー小説 - SF

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超合体★アクメロボ ガングリオン 4

彩音はシートに必死にしがみついて生きた心地もしない。
迫り来る死の恐怖で顔面蒼白だ。

彩音「コリン君、何とかしてよ〜!! 私たちこのまま死んじゃうの〜?!」
コリン「シャルルはステッドラー親衛隊のエースパイロットだ。ノーマルモードで勝てる相手じゃない!! こうなったら最後の手段だ!! アクメ・リアクター起動!! ガングリオン・ハイパーモード!!」
彩音「やったぁ!! 何か秘密兵器があるのね?!」
コリン「うん、秘密兵器はズバリ、君だ!! 頼むぞ!!」
彩音「え"え"ええええええええええええええええ?!?!?!?!?!?!」

突然の爆弾発言に仰天する彩音。
コリンはコンソールの赤いボタンを押すと、操縦桿が2つに分離して変形する。
ガシャン! ガシャン! それに呼応して突然シートからリングが飛び出し、彩音の手足は完全に固定された。
ハッチが左右に開き、彩音のシートはそのままチューブを急降下していく。

彩音「きゃあああああああああああ!!!!!!」

彩音がアクメ・リアクターに飲み込まれた瞬間、ガングリオンの胸部球体が光り輝いた。
ガングリオンを掴んでいたアスペル・ガーの両腕が軋み始めた。
メキ、メキ、メキ…。そして再び咆哮する。
ガ、ガングリ…オ"オ"オ"オ"オ"オ"ォォォォ――――ン!!!!

シャルル「何だっ?! 通常の3倍のパワーにチューンナップされた、このシャルル専用機がパワー負けしているだと?!」

ガギンッ!!
アスペル・ガーのカギ爪をへし折ったガングリオンは、そのまま空中に飛び上がった。
シャルルもそれを追って飛び上がったが、たちまち見失ってしまう。

シャルル「何というスピードだ!! う、動きが早すぎて追尾できん!!」
コリン「ガングリ・カッター!!」

コリンの叫びと共にガングリオンの肩・腕・脚から翼状のカッターが展開した。
ギュン! ギュン! ガングリオンは急上昇や急下降を繰り返して敵を翻弄する。
そして猛然と体当たり。ガッギィ――――ン!!!

シャルル「うわあああああぁぁぁぁぁ――――ッッッ!!!!」

襲い来る凄まじい衝撃波。
アスペル・ガーは迎撃しようとビームを放つが、たちまち弾かれてしまう。
ガングリオンが突き抜けるたび、アスペル・ガーは手足をもぎ取られてゆく。やがて戦闘不能になった。

挿入歌:『絶倫パワーだ! ガングリオン』(歌:木本二朗&多杉罪子、コーラス:きりぎりす’73)

ガン! ガン! ガン! ガングリオン!
ゴー! ゴー! ゴー! アクメパワー!
信じられるか?! この強さ
ひとつのアクメが 百万パワー
みんなの期待 背に受けて 地球の平和 守るのさ
飛ばせ! 飛ばせ! ガングリ・クラッシュ!
撃つぞ! 撃つぞ! ガングリ・バスター!
汗と涙の合体技だ ダッシュ! カミング! ガングリオン
ガングリオンに 生死を賭けて
コリンと彩音は 今日も行く

シャルルはアスペル・ガーの機体を反転させて撤退し始めた。

シャルル「ぐぬぬ…。コリン君、今日のところはこれで許してやる!! だが、今度会った時は君が私の物になる時だ!!」
コリン「逃すかっ!! ガングリ・バスター!!」

空中の一点が光り、そこから巨大なライフルが出現する。
ガシッ!! 銃把を掴んだガングリオンはライフル側面から3本のエネルギーチューブを取り出した。
腹部のハッチが開いて接続口が姿を現すと、ガングリオンはそのチューブを繋ぐ。
操縦席ではコンソールから照準装置とピストルタイプの発射装置が出現した。
コリンはそれを握ると、逃げるアスペル・ガーの背中に照準を合わせる。

コリン「アクメ・エネルギー充填、90%…。95%…。100%…。120%!! 発射ァァ!!!!」

ズビュウゥゥゥ――――――――ンッ!!!!
ガングリ・バスターのビームが機体を貫き、アスペル・ガーは四散した。
しかしその直前、抜け目無いシャルルは脱出カプセルで飛び出していった。

シャルル「認めたくないものだな。自分が変態だということを…。しかし君に対する私の愛は本物だよ、コリン君! さらばだ!」
コリン「…しつこい変態め!! いつか完全に葬ってやる!!」

ホッとしたコリンは忌々しそうに呟いた。しかし次の瞬間、その安堵は戦慄に変わった。
夜空を埋め尽くす、数え切れないほどの機体。E−1星の侵略部隊が全地球に一斉に降下してきたのだ。

コリン「ちきしょう! あれは掃討用無人ファンクショノイド『ファ・ビョーン』だ!! 奴ら一気に地球を制圧するつもりだな!! 1機1機は大したことないが、数が多過ぎる!! …させるものか!!」

コリンはガングリオンを駆って迫り来る大部隊の中に飛び込んでいった。

アイキャッチ「ガングリ…オ"オ"オ"ォォ――――ン!!!」

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