PiPi's World 投稿小説

パラレルワールド
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 0
 2
の最後へ

パラレルワールド 2

喋りながら女子の方をチラ見する。着替えのルールだけでなく、体操服も様変わりしている。
女子だけ短距離走の時みたいな衣装だ。ブラトップとレーシンングショーツというブルマの頃よりも露出度が高い。
贅沢な眺めなはずなのに、同じクラスにはガン見しそうなほどのグラマラスな肢体の持ち主はいなかった。
『牧村さやか』は上級生らしいから、ルックスだけでなくボディも年上らしく大人っぽければと願うばかりである。
 僕もささっと着替えて、皆の流れに沿って校庭に出た。
 校庭では三年生の学年カラーの体操着を…女子は同じようにブラトップとレーシングショーツ…を来た一団が待っていた。
 流石に三年生ともなると、なかなかナイスバディな方も…と僕がぼんやり眺めていると
 「よっ!」
 後ろからぽんと肩をたたかれた。振り返ると、背が僕より高い、ショートカットの、確かに美少女の、そしてすらりとしている一方で出るところは出た、ブラとショーツに「牧村 さ」と刺繍された、三年の学年カラーのブラトップとレーシングショーツをまとった女性が立っていた。

「あ、あわわわっ、牧村先輩!」
「やめてよね、先輩なんて…すごく年が離れてるみたい」
グラマーな美少女に対し、僕は気の利いた挨拶ができない。付き合ってるからなのか、同じ高校生だからか先輩と呼んではいけないようだ。
僕の学年の体操服はブルーや紺みたいな色だけど、上級生は赤やエンジっぽい色だ。女子にはいいと思っていたが、今日の体操服は一層セクシーなので見てしまう。
もし髪が長ければ一昔前の正統派ヒロインに見える。でも、今のショートカットと巨乳の方が大人っぽくていい。
「じゃ、じゃあ、牧村さん」
「いいよ、いつもみたいに、さやかちゃんで」
「さやかちゃん、今日もかわいいです。ところで三年の女子はメイクとか髪型自由なの?」
「そんな細かい決まりなんてないよ、女の子が自分らしくしないとみっともないでしょ」
「だから、ギャルもいるんだ」
「男の子には厳しいかも。校則でスポーツ刈りすら禁止だし。」
「いいよ、別に。ここスポーツ校じゃないし」
さやかちゃんのムネばかり見ていたが、ウエストも見事にくびれている。ここの体操服は露出度が高いのでチェックも簡単だ。
「さやかちゃん、なんか先生以外の人いない?女の人ばっかだね」
「ああ、何年か前からそうなってるんだよ。PTA役員や教員志望の学生とか」
グランドに出ると、年上の女性が何人かいる。ヨガのときみたいな衣装で、ジャージや体育会系っぽさがなくて華やかだ。
同級生の女子たちがスターティングブロックをセットしている。女子が短距離をするということはクラウチングスタートも見れそうだ。
そして、二人三脚の練習が始まる。2人で息を合わせながら走り出す。
「なんか転んでばかりでごめん。」
「昨日よりはマシになってるよ。春くんは上達が早いね。」
さやかちゃんは僕の事を春くんと呼んでいる。そして、さやかちゃんは何かスポーツでもやってるのか運動神経が良いみたいだ。
走っている時にさやかちゃんのおっぱいを無意識に触ってしまった。

SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す