PiPi's World 投稿小説

精液しか食べられなくなったメス
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 0
 2
の最後へ

精液しか食べられなくなったメス 2


長谷川はオナニーを中断して遥香を見上げる。

「あんた、未成年じゃないだろうな?全裸だからって迂闊に手を出したら、
後で悪ガキどもが来てリンチとかシャレにならないからな」
「あたし、社会人ですよぉ」
「いい大人が、なんで恥ずかしげもなく脱いでやがる。なんかの罰ゲームか?」
「ホームレスさんって、落ちてるものでも食べられそうだったら、拾って食べますよね。
あたしも、どうしても精液が飲みたいんです。なんだか、似たもの同士ですよねー」
「嬢ちゃん、自分が変態だって自覚あるか?俺も人のことは言えねえが」

長谷川はすぐ彼女が育ちがいいことを見ぬき、普段はこういったことはしないと判断する。

「もうお腹ぺこぺこなんです。一度じゃ足りません。お願いです、人助けだと思って!」

彼女は再び頭を下げる。

「嬢ちゃん、名前は?」
「遥香です。マダオさん」
「何だ、その呼び方は?」
「マジでダイタンにオナニーするおじさんの略です」
「長谷川だ、大人をナメてるとぶっかけてやらねーぞ」
「舐めさせて欲しいんです、おクチで出して下さい。精液しか飲めないんです」
「俺が恥かいてを嬢ちゃんの事、救えるんだったら…それでいい。舐めるなり、咥えるなりしろよ」
「ありがとうございます!長谷川さんがメシアに見えます」

遥香は長谷川の前で蹲るとそっと正座したままの彼の股を開かせて顔を股間に寄せる。
そして、オナニー中よりもやや萎えた男根にしゃぶりつく。
その様子に長谷川は快感より驚きが先に来る。若い女が何日も風呂に入っていない中年オヤジの性器を
何の躊躇もなく口に含んだからだ。
しかも、彼女の眼に狂気は宿っておらず、純粋にチャンスを得れた事への喜びに満ちているようで、
自身が述べてるように飲むことが食事であるかのようにフェラチオにも嫌悪感の欠片も感じさせない。
「おおっ…可愛い顔して…随分やるもんだ」

長谷川は遥香が時折髪をかきあげたりちゅぱ音をさせると、性器以外からも刺激的な情報が流れ込み、彼女の口腔でオナニー中の硬さを取り戻す。

「長谷川さん、気持ちいいですか?」
「なんか病院での会話みたいだな」
「これから、思いっきりやっちゃいますから…我慢しないで、いっぱい出してくださいね」

遥香は暴走して完全に余裕が無い時と違って違ってある程度男性と交流があるので、穏やかな気持ちでカウパー液が滲みだすまでしゃぶると、
精液を確実に飲むために一気にしゃぶりまくると宣言した。

「おおおおっ!嬢ちゃん、激し…すぎっ…はあぅッ!」
「ん!んっ…んん…」

先ほどの肉体の異変は外見だけに留まらず、筋力や反応速度も向上しており、歴戦のプロ並みの往復の早さと吸引の強さで文字通り長谷川から搾り取る。
推定の半分の時間にも満たないうちに射精させられ、長谷川は絶頂の強烈さに加えて精液も多く放てたと感じる。
遥香は口内で爆ぜた瞬間に思わずピクリと肩がはねるが、拒否感でなく歓喜のそれに近くて口の中にためたまま頬をすぼめて残滓をも吸いだすと、
唇をきつく閉じると喉越しを楽しむように飲み干した。

「本当に、嬉しそうに飲むんだな。嬢ちゃん」
「遥香ですよ、長谷川さん」
「ごめんよ、おじさんつい…」
「照れちゃて、可愛いですよ」

笑って言う遥香を見ると、長谷川には彼女の顔が艶を帯びてテカっているように見えた。実際に髪や素肌に潤いとハリが満ちて胸がさらに膨らみ、
しかも位置はそのままで丸みが際立って乳輪や乳首も鮮やかさが増す。ヒップも美しい逆ハート型でサイズが増しても決して垂れることもないが、彼女自身にも自覚はなかった。

「まったく、大した女だ」
「さっきは変態っていったじゃないですか」
「悪かったな、今じゃ地上に降りた天使だよ」
「でも、やっぱり変態かも」
「え?」

SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す