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Editor king
官能リレー小説 - ファンタジー系

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Editor king 6

「おぬしは小娘と籠って何をしておったのじゃ」
「素股と尺八を仕込んでおりました」
「ぶっかけたり、飲ませたりしたのか」
「いたしませぬ。出さずに我慢するのも忍にとっては修行ゆえ」
「おぬしでも、まだ修行するのか」
「左様」
その返事のあと、天井裏からましらの重蔵の気配が消えた。
素股は内腿や尻の谷間や乳房の谷間などの柔肌に唾液でぬめらせた男性の一物の棹をなすりつけたり、挟み込む性技で、尺八はフェラチオのことである。
清姫は嫁いだが旦那の吉野政弘に性技は仕込まれていなかったのである。
「では、吉野御前におれの一物もかわいがってもらうとしよう」
わし、と言っていた葛浦伴継の口調は、若い頃のお国言葉のおれ、についつい興奮して戻っていた。
襖の向こう側で、ましらの重蔵は自分の仕込んだ女のできばえをひそかにながめていたのだが、葛浦伴継が乱世の奸雄だと心に刻んだ。
どぴゅっ、どぴゅっ、どくどくどくっ。
清姫は美しい黒髪から、かわいらしい小さな貝のような足の小指の爪先まで、葛浦伴継の子種汁まみれにされて、何度も朝までの間に気絶させられた。
葛浦伴継は自分の変化に清姫とのまぐわいで気がついた。
異様に大量の射精量とねっとりとした濃さ。さらに、勃起の持続力が以前とはまったくちがう。
性器の竿の太さや長さは変わっていない。
ほっそりとした華奢な清姫の下腹が、葛浦伴継の大量の子種汁で孕みはじめのように、ぽっこりとふくらんで、どぷっどぷっと子宮に収まりきらない愛蜜とまざった子種汁が溢れ出ていた。
(あれほどならば、まどわしの香木などなくても犯しぬけば、おなごは虜になる。すごいお人じゃな)
ましらの重蔵は忍として感動すらおぼえていた。
唇に垂れてきた子種汁を清姫がうっとりとした恍惚の表情で舐めた。
全身の肌も子宮も、白濁した子種汁まみれにされて蕩けてしまう悦楽に溺れていた。
「小娘、おれのややこを産めよ」
「……はい」
そう返事をした瞬間に、清姫は葛浦伴継の子を孕みたいと思った。

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