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汚辱の姫騎士アルジェ
官能リレー小説 - ファンタジー系

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汚辱の姫騎士アルジェ 22

「こいつは慎重にいかんとまずいな」

エゴンはアルジェの鋭い剣戟を受け止める。
最初はエゴンの防戦一方となるが、しばらくするとアルジェの方が息切れしていくようになる。

「どうした姫様よ、フラフラじゃないかちゃんと飯食っているのか」

「うるさいですわ、貴方に心配されるいわれはございませんわ」

そう強がりを言うが最初の頃のスピードは無くなっていた。
アルジェが息が上がった原因は食事が全く取れなかったことだ。
子を産んだ後はエゴンとはセックスをせず普通の食事をとろうとしたが、何を食べても受け付けずすぐに吐き出してしまった。

パンも肉も食べようとしても砂をかむような感触しかなくはきだししまう。
麦粥ならばと思ったがそれも受け付けずかろうじてジュースぐらいなら飲めたが固形物は一切受け付けられなかった。

アルジェは気が付いてなかったが、既に体は精液以外のものは摂取できなまで改造されていたのだ。
「おのれぇ!」

アルジェは残った力を振り絞って襲い掛かる。

「無駄だよ」

がごっ!という音。それが自分の頭を強打された衝撃と音だと知覚したのを最後に、アルジェの意識は途絶えた。

「私の勝ちだ」

エゴンが顔をゆがめて嗤う。

「エゴン様が勝っただよ!」
「すげえだ!」

村人たちが沸いている。


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