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孕ませコロシアム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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孕ませコロシアム 8


だが立ち上がっただけで状況は全く変わってはいない。
早い段階で2匹沈める事が出来たのは良かったがその後に折れた剣で1匹、仲間割れで3匹が死亡したためすでに数回出しているにもかかわらず未だ出したりないとばかりに上を向き熱を帯びている。

残っているのは4匹。だがもうこれ以上は殺せない。
事前に知らされているペナルティでは5匹目を殺した時点で上げられる感度はMAXであり、それは神経を直接触られるのと変わらないほどらしい。しかもそれで発狂、失神しない様にとマインドプロテクトのおまけつき。
6匹目からはコロシアムが抱える魔術師から弱体系の魔法がかけられ相手を殺しにくく、また犯されやすくさせられる。

『あ〜あ、つまんない。結局波乱なく終わっちゃった』

目の前に映るのは残っていた鎧もすべてはぎ取られ4匹のゴブリンに蹂躙されたティーレ君の姿だった。
小さなため息をついてキャロは勝敗を告げる。

「ウィナー、ゴブリンガールズ!!」

その瞬間、歓声と悲鳴と何百枚もの小さな紙が舞い上がる。
実はこの小さな紙、勝敗を予想する賭けのbetカードである。
一番簡単なのは1試合ずつ賭ける方法で倍率もそれほど高くはならないのでローリスクローリターン、高額を目指すなら2試合、3試合を予想する物や一攫千金を狙える全試合の予想をする1day betカードなどがある。

そしてこの賭けで身を崩し、妻や娘、または息子などが観客ではなく選手としてこのハラムイコロシアムに出場することがある。

次の第3試合はそんな少女の話である。
ティーレの試合が始まると選手の控室には次の選手が部屋に連れて来られる。

「いや〜」

首輪に繋がれたロープを引かれて14歳の少女が入ってきた。
往生際悪く抵抗しているがロープを引くのは鍛えられた屈強な男。十代の少女の抵抗など物ともしないのだが、嫌らしい笑みを浮かべそれならと鼻歌交じりに肩に抱え、役得とばかりに胸の感触を楽しみ、尻を撫でながら控室に運んでいった。

「連れて来たぜ」
「ご苦労様です」

控室には神官の男が待機していた。

「では素早く済ませてしまいましょう」

そう言って神官の男は持っていた杖を少女の割れ目の上に掘られた淫紋に魔力を流していく。

父親は最低の屑だった。

酒とギャンブルで身を崩し、自分だけじゃなく家族まで巻き込んで私は借金の形として私のあずかり知らぬ間に奴隷の身に落とされ、今日私はハラムイコロシアムで見世物になる。

と言うのも、父親が金を借りた相手の大本がハラムイコロシアムの胴元の一人だったらしい。
この時ばかりは14歳と言う歳と母親譲りの顔と体型を恨んだ。

フォーレスト、それがその男の名前。
この男、私と同じように借金で売られた見世物になる”子供”を仕入れていることでも有名らしい。
今コロシアムで戦っているティーレもその一人だ。


奴隷として私はフォーレストの館で淫紋を施された。
そしてその日から今日まで奴隷部屋と呼ばれる大部屋で日が沈む夕方から翌朝まで私たちは淫紋を発動させられてイキ狂わされていた。
常時10人ほどが入れられた大部屋には全裸の男女がいて夕食の後この部屋に戻されると淫紋の上に親指大の屑魔石が付いた簡易魔術具が着けられる。魔術具と言っても小さな魔石に細長いチェーンが付いているような。装飾品とすら言っていいほどのもの。
だがその親指大の屑魔石だがそれに込められた魔力でじんわりと淫紋が発動し完全に発動した瞬間に果ててしまうようになっていく。
そしてこの館のフォーレスト、毎晩そんな私たちを酒を片手に観賞する変態である。

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