PiPi's World 投稿小説

エロゲに取り込まれた姉弟
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 1
 3
の最後へ

エロゲに取り込まれた姉弟 3

陽治はビキニパンツ、美月はスカートと呼ぶにはあまりに短い腰巻きだけの姿で性教会の外に出る。
小さい町ながら、教会以外にも淫らな慣習が一般化していそうだと姉弟は推察した。
衛兵や役人に性的虐待を受けたり、貴族の性奴隷にされてはかなわないと、すぐに町を後にした。
「スライムが出た時は、火で追っ払えばよかったね」
「元の世界に帰るためにも、裸一貫じゃどうにもならないわ」
二人は山中で文字通り古代レベルから始めようと決意する。しかし、草や葉っぱの服に木の棒や石器というアイテムしか揃わない。
美月は手ブラで歩き回る恥辱からは逃れられたが、木の実ぐらいしか口にできない心細さに不安を覚える。
「ヨウ、やっぱり…弓矢とか鉄器がないと暮らしていけないわ」
「姉ちゃん、お金なんてないよ」
「この山にも猟師が住んでるんじゃない?その小屋から…」
「そうだね、セキュリティが甘いだろうから…運が良ければ簡単に盗み出せそうだね」
「そうね……」
盗み出すなどという事をしようと思ったのはまず第一にここがゲーム世界だからであり
第二にそれ程、姉弟は追い込まれていたからである。
なにせ口にする物は木の実ばかりであり、その木の実さえ満足に取れない。
そんな状況下で良心というのものがかなり麻痺していたのである。
 そして姉弟は川を探した。
川の近くには人が住む場所ができるという聞きかじった知識があったからである。
「姉ちゃん……小屋があるよ」
「本当だ」
運良く姉弟は狩人小屋を見つけたようである。
とりあえず姉弟は小屋の近くまで行きノックをする。
人が中にいないか確認するためである。
「中には誰もいないみたいだよ」
陽治がそう言った。
「良かった……」
美月は胸をなでおろす。完全に泥棒である。
 そして姉弟は小屋の中に入った。
姉弟が小屋の中を物色しているとテーブルの上の干し肉が目に入った。
肉など姉弟が何日も口にしていないものである。
その為、姉弟はつばをごくりと飲み込むと干し肉を口に運んだ。
「美味しいよ!姉ちゃん」
「ええ、そうね」
だが姉弟は気づかなかった……それが睡眠薬入りの罠だということに。
「ふぁ〜なんだか眠たくなったよ……」
陽治はあくびをしながら言った。
「確かにそうね……」
そして姉弟は眠りに入った。

 姉弟が気づいた頃には縄でぐるぐる巻きにされており目の前には赤い髪に褐色の肌をした
野性味あふれる女性が立っていた。
「俺の小屋に盗みに入るとはいい度胸じゃねえか」
姉弟をにらみながら女性はそう言った。
「「ご、ごめんなさい!」」
姉弟は仲良くハモって謝る。
「ごめんで弁償はできねえよなあ……体でしっかりと支払ってもらうぜ……」
女性は舌なめずりしながらそう言った。

「ごっごめんなさい。ぼっ僕を好きにしていいから・・・お姉ちゃんだけは許して下さい・・・」
「ヨウ、馬鹿!何を言ってるの!自分を大切にしなさい!」
泣きながら、自分を好きにして下さいと陽治が言い出すと。
美月は自分を大切にしろと陽治を叱り付ける。

「でも、でも、でも、お姉ちゃん!非は僕たちにあるから仕方ないよ」
「そっそれはそうだけど・・・」
「へえ〜坊主は中々わかってるじゃないか!しかも、なかなか良い物をもってるじゃねえかぁ〜あたしのナイスバディに勃起したんだろう!」
自分達に落ち度があるので美月も強くいえなかった。
そんな美月と陽治のやり取りを嘲笑う褐色女は陽治が勃起してるのに気づいて、またも舌を舐めずさっていた。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す