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異世界で奇妙な国の貴族になった件
官能リレー小説 - ファンタジー系

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異世界で奇妙な国の貴族になった件 2

ヤルイが覗いてる行為については、士族の少年が当然の権利を行使し、平民の女が当然の義務を果たしているに過ぎない。場所は人目につかない物置で、先ほどの禁則事項もあるから仕事をサボっているとも考えにくい。
「だっ、だめ。すごっ、すごい。もういぐ!」 
女の声が高くなる。絶頂が近いのだろう。少年もこれ以上ないくらい腰を振り、女の膣内を抉る。
そして、
「あっ、いくっ、いくっ、いちゃうーーー!!」
女の体がガクガクと震え、少年も腰を押しつけたまま小刻みに震えている。
やがて、少年がペ○スを引き抜くと、女はゆっくりと床に崩れ落ちた。
少年はそのまま女に近づき、精液と愛液で濡れたペ○スを女の眼前に突きつける。
女は、少年から何か言われるまでもなく、それを口に含んだ。そしてごく当たり前のように、それを舐め始めた。
ヤルイはそっとその場を離れた。
「本当に……性欲処理できるんだ」
物置から少し離れたところで息を整える。
先ほどの光景について、現代日本の一般庶民としての自分が「信じられない」と訴える。しかし、異世界の、それも奇妙な国の貴族としての自分が「当たり前のことだ」と告げる。
少し経つと、先ほどの物置から女と少年が出てきた。無論、服装の乱れは直している。
「ああ、もう!休憩時間が残り少ないときに性欲処理なんかさせないでよ!!」
「すいません、先輩」
「これからは気を付けてよね。性欲処理で遅刻したら、貴男の方がひどく怒られるんだから」
そう言うと女は、ヤルイのいる方とは反対側にスタスタと早歩きしていった。
「あっ、待ってくださいよ〜」
少年も女を追いかけて早歩きをする。そのヘコヘコした姿は先ほどまで女を犯していたのと別人のようだった。


この「王国」の最も奇妙なところは、王族から平民までの四つの身分が「ほぼ」平等に扱われていることだ。無論、平民より士族の方が安定した暮らしを送り、貴族がエリートコースを進みやすいのだが、他の身分制国家に比べて驚くほど身分間の垣根が低い。
先ほどのように、士族の後輩が平民の先輩に迷惑をかけたことで謝るのはよくあることで、官庁や軍隊では平民の上司が貴族の部下に平然と命令し、酒場では貴族と士族と平民の男三人が仕事や家庭のことを愚痴りあい、食堂では貴族と士族と平民の女三人がかしましく談笑し、公園では貴族と士族と平民の子ども三人が肩を並べて遊ぶ姿が「王国」のいたるところで見られる。
ヤルイ自身、幼い頃にちょっとした悪戯のつもりで使用人の仕事を邪魔して、本人はもとより父伯爵からもこっぴどく叱られた思い出がある。また、領内に士族や平民の友達が何人かいて、今でも共に仲良く遊んでいる。

そこまで考えて、ヤルイは自分の股間を見た。そこは、先ほどの濡れ場を覗いたせいでペ○スが怒張し、ズボンの生地を盛り上げていた。
「これ、どうしよ……」
すると、先ほどの少年と女が歩いていった方から、別の女がこちらに向かっていた。ヤルイは、グラマラスな身体をメイド服に包んだ20代後半の美女の前に出ると声をかけた。
「マルガさん」
「あら、ヤルイ坊ちゃん」
「……ちょっと、性欲処理いいかな?」
「いいですよ。今から休憩時間ですし」
平然と了解するマルガ。
自室まで戻るのも面倒なので、先ほどまで使われてた物置に入った。さすが貴族の使用人というべきか、少年士族と平民先輩は自分たちの精液と愛液を、備え付けの雑巾で床から拭き取ったようだ。

「ん、ぐっ、ふぅ……むちゅ、ぬちゃ……ぴちゃ、ちゅぷ、れろ……はぁむ……んふ、くぅ……!」
ヤルイは下半身裸になると、自身のペ○スをマルガに口でくわえさせた。
「ううぅ……あ…あ、凄く良いよ……」
限界を迎えたペ○スがビクビクと震える。
「ううぐぅ、射精るぅっ!!」
ペ○スは凄い勢いで精液を噴射し、マルガの口内を満たそうとするが、あちらも負けじと精液を飲み込んでいく。
そして、射精が収まって程なくすると、マルガがペ○スから口を離す。
「はあ……はあ……」
「はあ……貴族の精液、ありがとうございます」

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