PiPi's World 投稿小説

巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 93
 95
の最後へ

巨乳美女王国、3人のお姫様 95

ああ、確かに・・・
大きな胸は動くのに邪魔そうだし、男が圧倒的に少ないから女性は労働力の主力だ。
同じく爆乳のミユキだからこその目の付け所かもしれない。

「それに下着も洋服も綺麗なデザインの物が多く流通することによって購買意欲が上がって、それがまた労働意欲に繋がるの」
「ああ、みんな女の子だしおしゃれしたいよね」

軍需工場だけでなく、こんな生活必需品も国力の向上には欠かせないのだろう。
ミユキがこの国で一目置かれるのも分かる気がした。

そして夜になるとソフィアが親衛隊の娘を連れてきた。
抱けと言う事だろう。
ミユキはカタリナは片付ける仕事があるのでこれないらしく、それもあって彼女達を相手しろとの事らしい。

と、言う事で僕は一週間のうちに新規の親衛隊メンバーを全員抱いた。
詳しくは割愛するが、彼女達は肉体の成長同様にセックスにも耐えうる身体で、引き締まった頑強な身体と弾力ムチムチの巨乳とを楽しませて貰った。
それによって彼女達の忠誠心が更に増した気がする。

こうして僕はレーベルクでの日々を忙しく送った。
昼は視察や閲兵、そして会議。
夜は女達との熱い交わり。

カタリナとソフィアは飢えがあったのか、物凄くセックスが情熱的になりそれに触発されたのかミユキも前以上に求めてくるようになった。
そして親衛隊もアルルとメルルだけでなく他の子も伽の相手を勤めさせた。


そんなある日、エミリアとリリアが訪ねてきた。
彼女達に会うのは久しぶりである。

「久し振りだね二人共」
「はい、ミユキ様に呼ばれて来ましたのよ」

僕がミユキを見ると、ミユキは笑いながら言う。

「エミリアは内務大臣、リリアは財務大臣に任命したの」
「じゃあ二人共政権復帰なんだ」

内務と財務の大臣は守旧派の砦と言われたポジションらしいけど、ミユキは官僚制度を整備して大臣の力を削ぎつつファリスと協力して両先任大臣を隠居に追い込んだらしい。
まだ守旧派の勢力は大きいが、改革派が上回る勢力を持った状態まで持ってきたみたいだ。

「二人共大臣就任おめでとう、状況はどうだい?」

僕が聞くとリリアが答える。

「財務状況は無駄な支出の削減と産業振興や貿易で潤ってますわ・・・特に高額な火器や鉄道建設等を進めても問題ないぐらいです」

彼女の表情の明るさは仕事に生きがいを感じてるだけじゃなく、国の明るい未来も見えるからだろう。

「国民生活が向上して民心が落ち着いてます・・・まだガッディールとの戦争は敗戦ショックで後ろ向きですが、ミユキ様から教えて頂いたプロパガンダ?なるもので徐々に戦争意欲を高めています」

エミリアも笑顔で答える。
つまり順調なのだろうが、ミユキって敵に回すと怖いなって思うぐらいやることが徹底してる。

「彼女達も優秀な上に王族だわ・・・追放されていたけど、やっと本領発揮できるようにできたわ」

そのミユキは楽しそう。
本当に国家建設を楽しんでいるのだろう。

無煙火薬の開発と平行して不足しつつある硝石の精製法も軌道に乗りつつある。北部への支援が始まれば火薬の需要は増えるからだ。
最新のもの以外にビアンカから注文があった武具も揃えておかなければならない。
シミターに槍や化合弓はなるだけ簡略化して生産を容易にできるが、厄介なのは鎧だった。
僕らの国では鉄のヘルメットと騎兵で胸甲のみに変更し、板金鎧は工程が多くオーダーに近いので別のアプローチが必要だった。
そこで日本の鎧兜を思い出す。騎兵は当世具足で、槍や弓を使う徒歩の兵は軽便な畳具足にすればいい。兜も畳兜で当世具足も五枚胴にすれば輸送にも便利だろう。
色はガッディールらしく赤にして、総大将であるビアンカの兜には月の前立でも付ければ喜びそうだ。
馬用には畳具足に使うカルタ札ほどの大きさの鉄板を組み合わせれば動きを妨げないのが作れるし、矢はこの国にはもう必要ないで、在庫や備蓄分を当てれる。

「まるで時代行列ね。でも、パーツを組みわせるのに使う紐は向こうのが使えて便利だわ」
「細部までどうなってるかは実はよく知らないから、再現度は怪しいかも。後は顧客の要望を取り入れるってことで」
拳銃の増産を打診した時は驚きの声があったけど、警察に配備するといったらみんな納得した。
夜も大通りはアーク灯で明るくなったし、工場も交代制で24時間稼働が可能となり夜警も忙しくなる。

「エミリア、卿を呼んだのは他でもない」
「はっ、殿下」
「警察を管轄してるね。鉄道の警備を徹底するんだ。路線と乗客の安全が第一だ。それから、要人警護もだね。獄に繋がれている改革派は恩赦で出そう。守旧派とガッディールの手の者が暗躍しているだろう。でも、逮捕しても拷問は駄目だ。それに、必ず証拠を見つけ出すんだ。指紋と弾の線条痕が捜査に役立つ。お調べも裁きも公平かつ厳正に」
「殿下の聞きしに勝る天才ぶり、感服いたします。ですが…」
「何をモジモジしてる?」
「あの、殿下…工業大臣とは、その…楽しまれたそうで…私も…」

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す