HRHR FANTASY 2
さっき言っていたオプションってこれのことかな?
でもどういった物が必要になるか実際行ってみないとわからないし。
「転生してから暫くったってからでもスキルって取得できます?」
「えぇ、できますよ。」
「そらじゃあ12年後に・・・あっ、そうだせっかく生まれ変わるなら美形にしてほしいな。」
「それじゃあスキル『美顔』は今取得して、後は12年後に。」
「それでお願いします。」
「わかりました。それではいきますよ〜〜。」
僕は光に包まれると意識を失った。
そんなこんなで僕はこの世界に生まれたわけなんだが・・・
「ふたなりってどういうこと・・・」
3歳になった自分の体を見て思わずつぶやいた。
まさか男のまんまだと思っていたら女になるどころかこんな体になろうとは・・・
幸いにもこの世界でふたなりは多くはないが普通にいる。
しかもこの世界の神様もふたなりらしく、そのお蔭かそんなに差別される事はない。
僕の生まれた村でもみんな知ってるけど特に差別されることはなかった。
後を特に問題はなかった。
僕はカーラナイ王国の端っこにある小さな農村に生まれた。
そこでは僕は友達と遊んだり母親の手伝いをしたり、村に住んでいる元冒険者の魔法使いのおじいさんに魔法を教えてもらったり、自己流で剣の技を磨いていた。
修行をしたお蔭で簡単な火の魔法と回復の魔法を使えるようになったし、剣の腕も近くの山から下りてくる2mはあるイノシシを追い返せるまでになった。
そしておじいさんからたくさんの冒険譚を聞かせてもらって、僕は冒険者に強く憧れるようになった。
そんな風に僕は充実した日々を送っていた。
そして、12歳の誕生日の前日の真夜中・・・
「ふあ〜そろそろ寝ようか。」
僕はベットに入ろうとしたら鏡に映る自分が目に入った。
今の僕の見た目は身長160pぐらいで村の同年代の中じゃ大きいほうだ。
でも大きいのはそこだけじゃない、胸が既にDカップ位あって、チ○コも15センチ位ある、色々と発育がよろしい。
(久しぶりにやっちゃおうかな・・・)
この体でオナニーすると男の快感と女の快感が味わえてめちゃくちゃ気持ちいい。
事を始めようと服を脱ごうとしたら・・・
「お久しぶりです。優さん。あっこっちじゃユーリ・カギリさんでしたっけ。」
「ぬわ〜〜〜。」
突然声を掛けられて思わず変な悲鳴を上げてしまった。
「だっ、誰!?」
「私ですよ、ミラウェルです。」
「あっ!」
あの時の神さま!そういえば12年後にスキルを貰う約束になってたっけ?こっちの生活に慣れてすっかり忘れていた。
「もしかしてスキルのことで来たんですか?」
「えぇ、それもあるのですが・・・」
なんだか神様が言いにくそうにしていると。
「私が話そう今回の件は私に責任があるのだからな。」
声がしたと思ったら突然女性が現れた。
「私はこの世界を管理しているオーウェンというものでミラウェルと同じ神だ。」
この人(って言っていいかわからないけど)も神様のようだ、もしかして1つ1つの世界に神様がいるのかな?
「実は君に謝らなければならないことがあってな。君がこの世界に転生するときにその・・・色々といじったりしてしまったんだ。」
「いっ、いじったって。」
「うむぅ、あの時大きな戦争がおきたり、大凶作が各地で起こっていたりで、それを解決するのに一苦労してな、それで結構ストレスがたまっていたんだ。でその時君のことを頼まれてついストレスの捌け口に、君のスターテスを弄って遊んでしまったんだ。」