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鬼畜な魔王と女勇者達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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鬼畜な魔王と女勇者達 3


「あぁぁ…」
「ふぅ…良かったぜ姉ちゃん。
…ん?なんだ気絶してるのか」

膣内射精の快感により意識を失うエミラ。
男がエミラから離れると、引き抜かれた結合部からは、男の精液が流れ出た。
射精し冷静さを取り戻した男は、エミラの身体を独り占めしようと考えた。

「そのまま、おっぱいの中で眠れクソガキ!」

男はエミラの胸に夢中になる、子供の顔をエミラの胸の谷間に押し付ける。
柔らかなエミラの雌肉に囲まれ、呼吸を奪われた子供は次第に、その動きを鈍らせていく。
それでも子供の手は最後まで、エミラの胸を揉み続けていた。

「もういいか…?」

男は子供の頭から手放すと、酸欠で気絶した子供を道端に捨てる。
子供の股間は気絶する瞬間に射精したのか、ぬめり気のある液体で濡れていた。
男はエミラを肩に担ぐと街へと向かった。


意識を取り戻したエミラが始めて見た物は、見知らぬ天井だった。
そして、自分の横には見知らぬ男が抱き付き、その温もりで自分が、全裸である事に気づく。
身体の節々に痛みが走り、股間は異物が入っている感覚が付きまとう。
良く見ると体中ロープでキツく縛られており、男のイチモツが自分のアソコに挿さっていた。
見回してみると、ここはどうやら小さな小屋の中のようだ。
「へへへ…目が覚めたみてえだな」
男がニヤリと笑った。
「明日、街の市場へ連れて行って奴隷商人に売り飛ばしてやる。それまではたっぷり楽しませてもらうぜ〜」
「そ…そんな……」
エミラは絶望で目の前が真っ暗になった。
せっかく装備も立派になって、これで何とか勇者としての役目を果たせるかも知れないと希望を抱いた矢先に、まさかこんなタチの悪い男に捕まってしまうなんて…。
(このまま奴隷に身を落として終わりなのかな…私の人生って結局こんな物なの…?)
だがその時、頭の中に何者かの声が響いた。
『戦え…』
(え…?)
『このまま終わりたくなければ…戦え!戦うのだ!』
(た…戦えって言ったって武器も無いし…だいいち縛られて身動きすら満足に…!)
その時、エミラは壁に一本の剣が立てかけてあるのを見付けた。
魔王の力で木刀が変じて出来た“彼女の剣”だ。
「あ…あのぉ…」
エミラは恐る恐る男に声を掛けた。
「あぁん?何だ?」
「ちょっと…トイレに行きたいんだけど…」
「ハァ!?ふざけんなよ!このクソアマぁ!」
 バキィッ!
「ギャ…ッ!!?」
男は怒り、エミラを殴りつけた。
エミラは鼻血が出て、頬は腫れてジンジンと痛み、瞳からは涙が溢れて来た。
(痛い…殴られただけでこんなに痛いなんて…やっぱり私には戦うなんて無理だよ…犯されるのは嫌だけど、大人しくしてれば殴られる事も無い…)
そんなエミラの顔に男は唾を吐きかけて言った。
「ぺッ…ったく興醒めだぜ。今出しちまうから、それまで漏らすなよ?…おっ…おっ…おぉっ…」
ドピュ!ドピュ!ドピュ!
男は腰を素早く数回振り、エミラの膣内に射精した。

「ふぅ…さて、縄を解いてやるから小便でも大便でも出しやがれ。ただし逃げようとしたり暴れやがったら殺すからな」
男はエミラの体を縛っていたロープを解き始め、エミラは痛いほど自分の体を締め付けていたロープが緩むのを感じた。
その時、また声が聞こえた。
『今だ!剣を取れ!その男を殺せ!』
(またなの!?無理よ!女の私が戦って勝てる訳無い!)
『勝てる訳が無い?違うな!お前は戦って傷付くのが怖いだけだ!今ここで逃げたらお前は永久に奴隷だぞ!』
(永久に…奴隷…?)
『そうだ!』
(そんなの……私は嫌!!)
『ならば剣を取って戦うのだ!エミラ!!』
「…っ!!」
エミラは壁の剣に手を伸ばした。
「テ…テメェ!?何する気だ!?」
男は慌ててエミラを取り押さえようとするが、次の瞬間にはもうエミラは剣を鞘から抜き放ち、男に向けて構えていた。
「こ…来ないで…!!来たら殺すから…!!」
「へっへっへっ…おいおい姉ちゃん、無理しなさんな。剣の構え方が全然なっちゃいねえぜ?ほれ、大人しく剣をこっちによこしな。今なら許してやるからよぉ…」
男は一変して優しい口調になり、エミラに降参するよう促した。
だがエミラは男の言葉が嘘だと見抜いていた。
ヘラヘラ笑ってはいるが、目が全く笑っていない。
逃げ場の無い狭い小屋の中で剣を向けられて二人きりという状況…男は態度には出さないが内心ではエミラを恐れている。
それがエミラにも解った。

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