亡国の王子 64
彼の手にも収まりきらない豊かなおっぱいを、リードはブラの上から優しく揉みしだく。
しっかり中身の詰まった、ずっしりと重く、柔らかいシンシアの巨乳。同性からは羨望と、いささかの嫉妬の的でもある、母譲りの綺麗な巨乳は、シンシアにとってはひそかな自慢。
そのおっぱいを、好きな人に委ねてゆったりと揉まれていると、ふわぁっと幸せな心地に。
絹のような肌に包まれた、どこに出しても自慢できそうなおっぱいをリードに愛されたり、おっぱいでリードに尽くしたりする時、シンシアはいつも幸せな気持ちになる。
リードは会議などで忙しくて半日射精しないだけでも、溜まってしまって調子が落ちてくる。忙しい時にはこのおっぱいで抜いてあげるのもシンシアの役目になっていた。
どんなときでも、文句も言わずシンシアは尽くしてくれる。リードは、そんなシンシアへの感謝と愛しさでいっぱいだった。
今日も、愛と感謝をこめて、シンシアのおっぱいを優しく揉みしだいていた。
「あっ…リード様…」
「シンシア……」
ちょっと興奮してきたシンシアが、ほほを赤らめて艶めかしい声になっている。
「ああ……いいですぅ……」
「いつまでも、こうしていたくなるよ」
「もう…リード様ったらぁ」
リードも、シンシアの優しさを体現するようなこのおっぱいを揉んでいるだけでも、シンシアの愛情と優しさが染み入ってくるようで、安らかな心地になれるのだ。
リードはシンシアの心根の素晴らしさを愛している。もし今揉んでいる、手に収まらないこのおっぱいが無くても、シンシアを好きになっていただろうという自信がある。
おっぱいの大きさからすると小さ目な、シンシアの乳首がぷっくりと勃っている。
シンシアの息遣いが、可愛い息遣いから艶めかしさを交らせた物になっていく。
「はぁぁ…あん…」
「かわいいよ。シンシア」
手に余る豊満な胸を、リードは慈しむように労うように揉んでいた。
毎日お世話になっているし、それ以上に愛し合っているシンシアのすべてが愛しい。その気になれば、リードは二昼夜シンシアを抱き続ける自信があるが、シンシアが過労で倒れてしまうだろう。
この異様な絶倫体質の詳しい理由は彼自身も知らなかったし、これが女魔王ジュリア達に殺されず搾られた原因でもあった。そして逃げてきてからは持て余し気味なこの絶倫体質に、リードは悩まされつつも、シンシア達といつも愛し合えるので救われており、ありがたいものでもあった。
「幸せですぅ」
男子垂涎にして女子羨望の、大きく形も良いおっぱいを、愛しく揉まれるシンシアは心地よさと幸せを味わっている。
大好きな男が自分のおっぱいをこうして欲してくれているというこの状況が、幸せでたまらない。自分だけこんなに気持ちよくなってていいのだろうかと思えてくる。
だから、シンシアはリードの股間にそっと触れる。剛根が力強く勃起していた。
手慣れた手つきで、リードの剛根をそっと引き出す。