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亡国の王子
官能リレー小説 - ファンタジー系

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亡国の王子 2

「ウフフ……ぺちゃ……ちゅる…じゅじゅじゅ……」
「ううッ……!」
ジュリアは、リードのペニスを口に含むと、レロレロと口内で舐め回す。
頭を前後にピストン運動させるたびに、媚薬成分が混じった唾液が、リードのペニスへと塗りたくられる。
ジュリアは裏筋や玉袋に爪を這わせ、男性器を嬲る事も忘れない。
媚薬の力を借りるまでもなく、彼女のフェラチオの技術は一級品だった。
ジュリアの口内では、ペニスの先端が緩急巧みに舌で愛撫され、少年の官能を否応なく高めていく。
「うぅ……もう射精るッ!」
始めて知るフェラチオの快感にリードは思わず呻き声を上げる。
その瞬間、ジュリアは射精寸前のペニスから口を離した。
「!?」
あと少しで射精というところで、限界まで高められた射精感は行き場を失い、天を突くように勃ち上がったペニスはただ戸惑うようにひくついている。
「ウフフ……準備が整ったみたいね」
淫蕩な笑みを浮かべながら立ち上がると、ジュリアはボンデージの股間のチャックを下ろす。
するとヌチャリと濡れそぼった彼女の秘所があらわになる。
憎き敵にも関わらず、女魔王のその淫靡な姿に、リードは思わずその様子に見入ってしまう。
「ウフフ・・・一国の王子も所詮は男か・・・オイ!」
「「ハ!」」
ジュリアの無言の指示に、二人の女魔族はリードの拘束を解除した。
「さあ坊や・・・一緒に肉欲をむさぼりあいましょう」
身をくねらせながら、ジュリアは少年を誘惑する。
「ゴクッ・・・」
(い、イヤ!ダメだ!魔王とエッチするなんて!こいつは皆の敵なんだぞ!)
散々焦らされ燃え上がる欲望を、リードは残された理性でぎりぎり踏みとどまる。
このまま、肉欲に身を任せれば、世界征服をたくらむ悪の女魔王と一線を越えてしまうしまうことになる。
まして目の前の女は自分の祖国を滅ぼし家族の命を奪った憎い敵なのだ。
「くッ!」
必死に耐える少年の姿に、ジュリアは嘲笑うような表情を浮かべる。
「あらあら、大した意志力ね?でも、ガマンはあまり賢い作戦ではないわ。あなたに塗りたくった唾液の媚薬成分は、こうしている間にも、どんどん全身に回っていくのよ?」
彼女の言うとおりだった。
股間の疼きが全身に広がり、体中が熱で炙られたようにドンドン熱くなっていく。
リードの理性が焼き尽くされるまで、そう長い時間はかからないだろう。
「それでは、あなたの立派なモノをいただくわ。」
「くっ・・・やめろ・・・」
必至に性欲に耐えるリードだが、魔族の媚薬効果を前にして、貴人としての自己抑制をきちんと学ばされたとはいえ1人の人間に過ぎない彼には、いまにも理性がちぎれんばかりである。
皮肉にも、醜態をさらさずに済んだのは。
ずぶずぶ・・・
「あハぁ・・・いいものもってるじゃない。」
ジュリアが彼の股間に跨り、犯したからであった。
リードのペニスの感触を、存分に感じ楽しむように、ジュリアは彼の上でじっとしていた。
彼女の大きな胸がリードの眼前に来て、媚薬によって刺激された欲望をさらに煽る。
「ふふふ。こちらに奉仕しなさい。」
ジュリアは彼のペニスをのみこんだまま、自らの胸を開いてその豊かで美しい乳房を突き付けた。

ごくっ・・
喉仏が自然と上下し、リードは狼狽える自分を恥じとばかりに、首を横に逸らすものの、視線は今だ乳房から離すことは出来なかった。
リードにとってそれは、始めて見る女の乳房の全容であり、乳首だったのだ。
ジュリアの乳房はずっしりと形良く、その乳輪は小さく淡色だった。
その上に突き出た乳首は小さな果実のように可愛らしく、美しかった。
その全容は、リードが手慰めを覚えた頃から夜毎妄想してきた、理想的な乳房の形であり、乳首の色といえた。
「ふふふ。どうしたの?さあ、口に含み、舌でお舐め。そうすれば迷いなど消え去るというもの・・」
ジュリアは不敵に微笑むと、リードを追い込むかのように、膣襞を収縮させ、ペニスをギュと絞り込んだ。

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