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なりゆきでアイテム屋の経営者になった話
官能リレー小説 - ファンタジー系

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なりゆきでアイテム屋の経営者になった話 4

地図に従い中を進み、地形が自動的に変化する場所まであとわずかという所まで来た私達。
地図のある場所はすでに探索されつくしたみたい。
だからモンスターもほとんどいなかったのだけど、ふと私は尿意を催して・・・
「ちょっとごめん。」
私は側溝に向いて大きくお股を開いてしゃがむ。
すると外側に大きく引っ張られたビキニの真ん中が開き、脱がずにおしっこできるの。冒険者のための工夫なの。
しょ〜っ・・・
彼はその間、周りの警戒をしてくれてる。
じょぼぼぼぼぼぼ…
側溝にオシッコが注がれる音が響き渡る。
私は恥ずかしくて思わず彼に言った。
「ちょっと!離れてよ!女の子がオシッコしてるのよ!?」
「いや、それは分かってるけどさ…ションベンの最中に襲われたら大変だろう?」
彼は向こうを向いたまま、気まずそうに頭をポリポリと掻いて言う。
「ま…まあ、そりゃあそうですけど…」
まあ普通に考えてみれば恥ずかしいなんて言ってる場合じゃないんだろうけど…それでも女として恥じらいという物があるのだ。
すると彼は言った。
「…それにお前のションベンの音、盛大に洞窟内に反響して響き渡ってるから今さら何m離れようが大して変わらないと思うぞ?」
「な…っ!!?」
私は絶句した。
この男は一体どうしてこんなにもデリカシーという物が無いんだろうか。
それと同時に自分のオシッコの音が大きく響き渡っているという事実に、恥ずかしさでカァッと顔が熱くなる。
きっと鏡があったら私の顔は頬から耳まで真っ赤になっているだろう。
私は半ば泣き叫ぶように言った。
「イヤァ〜!!!ダメぇ!!!聞いちゃダメなのぉ!!!今すぐ耳塞いでぇ!!!私のオシッコの音聞いちゃイヤァ〜!!!」
「無茶言うなよ…」
…と、その時だった。
彼の声色が変わった。
「!?…ロゼッタ、気を付けろ…奥から何か来るぞ…」
「えぇ!?まだオシッコ終わんないよぉ!」
「どんだけションベン長いんだよ!?仕方無ぇ…」
彼は背中の剣と盾を手にとって闇に向かって構えた。
コツ・・コツ・・
固くもやや軽い足音とともに、それは現れた。
闇の中から少しずつ明瞭になってゆくその姿。
「何っ?」
距離が迫り、明瞭な姿を取ったそれは、女だった。
それも、Jカップくらいありそうな大きなまあるいバスト。
逆に綺麗にくびれたウェスト。
彼女の肩幅と同じくらいある、大きなヒップ。
すらりと長い脚。
顔はぱっちりとした大きな目に、端正な美貌。
そして、頭の両側にはそれぞれ同じ形にまるく曲がった角。
背中には翼竜を思わせる翼。
彼女はその美しい肢体に黒いビキニアーマーをまとっていた。
「まずい!逃げるぞ!!」
「えっ!?」
慌てた声を出すと彼は私の腕を掴み一目散に目の前の女性と真逆の方向へと走り出した
「ちょっと待ってまだ下履いてなっ…!」
「なんで脱いでんだよ!」
「いや、拭き辛がったんでつい……」
「馬鹿!死にたいのか!そんなの後だ!!」
私は彼に引きずられる形でその場を離れる事になった、だけどパンツが両脚に掛かったままではまともに走れるはずもなく
「こ、転ぶ!転んじゃう!!……あっ!?」
……運よく私は転ばずにすんだ
でも、その代償に……パンツが引き千切れてしまった……

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