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異世界のリョナラー
官能リレー小説 - ファンタジー系

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異世界のリョナラー 7

「英雄様を前にしてヒソヒソ話なんて感心しないなぁ♪はやく質問に答えてよ」                        僕が笑顔でオリビアの優しく掴むとロザリアが慌てて答えた
「拘束したり、火を起こす等様々です」
それを聞き笑みを浮かべた
「じゃあ、これにその魔法を浴びせて」
僕は、そう言ってロザリアの前にオリビアを立たせた。 
「えっ!?ちょ…待っ…!!」
焦るオリビア。しかし、自身も魔術師であるロザリアはオリビアに向かって手をかざし、良く分からない呪文のような文句を二言三言唱えた。
「がはぁ…っ!!?」
オリビアの体が見えない輪のような物に拘束された。
「オリビア、許して!」
「じょ…女王陛下、お待ちください!まだ心の準備が…あぎゃあああぁぁぁぁぁっ!!!?」
次の瞬間、ロザリアの手の平から火炎が噴き出し、オリビアの身を包んだ。僕は慌てて手を離してオリビアから遠ざかったので無事だったが、火炎の直撃を受けたオリビアの体は激しく燃え上がった。
「ひぎいいぃぃぃ…っ!!!!」
火達磨になって床をのたうち回るオリビア。
「凄いなぁ!人間が生きたまま焼かれる所なんて初めて見たよ!」
普通そうだろう。僕は興奮して叫んだ。やがてオリビアの動きは鈍くなり、動かなくなってしまった。ありゃ死んだな。
炎はまだ燃え続けている。すると驚くべき事が起きた。すっかり真っ黒コゲになった死体がグググ…と起き上がって来たのだ。魚を焼くと反り返る、あの現象は人間にも起こるんだな…。
もう充分だ。僕はそう思い、オリビアを生き返らせてやる事にした。

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