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異世界のリョナラー
官能リレー小説 - ファンタジー系

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異世界のリョナラー 45

その勢いでノイエンタール城下町を全裸の兵達は駆け回り駐屯兵達を打ちのめして行き、1日も経たずしてノイエンタールは奪い返されたのであった。
「皇帝ライザが死んだの言いそびれたけど、ま、いっか」
傷つき、戦死したノイエンタール兵を蘇生させながら町を周るカズキの洩らした言葉に追随していたロザリアは目を丸くし、オリビアは怒りに言葉を忘れて口をパクパクさせた。
「かか、かず・カズキ殿ぉ!」
ようやく言葉を思い出したとき、僕はその話の腰を折る。
「そう言えばお前達、名前はなんていうんだ?」
天使と使い魔に問いかけた。
「私は〜〜〜〜です」
「私は====です」
天使、使い魔の純で自己紹介するが、肝心の名前は普段のブレた声と違ってひどいノイズだった。
まるで複数の人がいっぺんに話しているようだ。
いっぺんに…。
僕はハタと思って一番近くにいた使い魔の首と肩に手をかけた。
そしてバナナの房を引き裂くような感じで引っ張ると妙齢の女が引き裂かれ二人の少女になった。
片方の少女を放して残った少女をもう一度引き裂くと2人の幼女へと姿を変えた。
もう一度引き裂くと引き裂かれた幼女は血しぶきを吹き上げて倒れた。
そして幼女を蘇生させた。 

ロザリアとオリビアは 
「皇帝ライザが死んだのは本当か?」と聞いた

「僕が暴れたら喉を掻ききって死んじゃったよ
 それよりねえ見て面白いよ。どんどん増える。」 
他の妙齢の女性たちも分裂させれば少女になり、さらに分裂させると幼女になった。
ロザリアたちは信じられないものを見たような顔をしている。
「奇っ怪な…」
「と、とにかく皇帝が死んでしまったなら当分攻めてこないでしょう
 我が国は救われたということです。」
「どうだろうね?頭が潰れたからって身体が痙攣して剣を振り回す状態なんて戦場では沢山見たでしょ?なんらかで血が繋がってる後継者とか出てきてとりあえず治めるとかもありえるし、危機感を感じた家臣達が近隣を黙らせるために兵を出さないとも限らないし」
思ったことを適当に言いながら天使と使い魔を引き千切って遊ぶ。
それぞれ幼女4体を合体させて1体にしたモノだから4体までしか分離できないみたいだ。
1人の妙齢が2体の少女になってそのうち1体の少女が2体幼女になった。
また幼女同士を押し付けると少女に戻り少女同士を押し付けると妙齢に戻った。
「なにこれ?おもしろ〜い!」
小さい頃に親に買ってもらった超合金の合体おもちゃより夢中になってしまう。
「カズキ殿、話はまだ終わっておりませぬ!」
天使と使い魔同士でくっつくのかと褐色と白色の幼女を合わせようとしたらオリビアに幼女をひったくられてしまった。

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