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異世界のリョナラー
官能リレー小説 - ファンタジー系

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異世界のリョナラー 32


やがてガタン…と馬車が揺れ、そのままガタゴトと走り始めた。
「…こうなったら足掻いてもどうしようも無い。向こうもオレ達を殺す気は無いらしいし、黙って運命に身を任せるか…」
「ウルサ、君は何でそんなに落ち着いてられるんだ?敵に捕まったんだぞ?」
「オレは過去に何度か敵に捕まった事があるからな…なるようにしかならないよ」
「はぁ…まさかこんな事になるなんて…」
僕は頭を抱えて座り込む。
ウルサはニヤニヤとイヤらしい笑みを浮かべながら僕に身を擦り寄せて来た。
「な…何だよ?」
「ふふふ…カズキ殿、帝国までの道は長いぞ。たっぷり楽しもうじゃないか…」
「悪いけどそんな気分じゃない…あ!こら!ちょ…離せ!ウルサ!」
「ククク…今のカズキ殿は年相応の少年でしか無いんだからな…」
そしてウルサは何と僕を逆レイプしやがった。
ウルサの腕力にあっさりと負けてしまう。
両腕を掴まれて折れると膝を床についてしまう。
そのまま床に押し倒されて首筋に噛みつかれる。
痛みと苦しさを感じる中、肌を這う舌に僕は勃起した。
両手を掴まれ振りほどこうとしても関節を巧みに捕えられ力が入らない。ウルサは首筋から胸をなめてきた。
「カズキ殿、責められて乳首が立ってるぞ?男のくせに乳首で感じるのか?」
そう言いながら僕の乳首を舌で転がす。
僕の体にゾクゾクしたものが駆け抜けていく。
「カズキ殿、一人で感じていないで私も楽しませてくれ」
今度は顔面騎乗してアソコを口に押し付け、僕の頭は床に押し付けられた。
散々女兵を犯し、殺してきた僕が女一人にいいようにされるなんて。悔しさと情けなさをかみしめながらウルサのマ○コを舐めた。
「ガチガチのカズキ殿のチ○ポ。食いちぎったらどんな悲鳴を上げてくれるんだろうな」
そんな怖いことを言いながらウルサは僕のチ○ポを舐め上げた。
ウルサの愛撫は気持ちいいだけではなかった。
時に噛みついたりチ○ポを捻じ曲げたり、さらには睾丸を握りしめたりしてきた。
「ぅあっ、い・痛い!」
今まで痛みを忘れていた僕だったけど、我慢していたけど急所を責められて堪え切れずに無様に声を上げてしまった。
その声にウルサはますます責めをエスカレートしていく。
まだ毒が残ってるのか首輪の影響なのか。はたまたその両方なのか正直僕の気分はよくなかった。
汗はうっすらかき続けて吐き気もある。そんな中、ウルサの激しい責めに頭痛まで起こり僕の視界は回り出す。
回る視界の中に窓からこちらを覗く目と視線があった。
ギラギラと血走った目でこちらを見ている。痴態を覗いて興奮している目じゃない。目だけで僕を殺そうとしているような視線だった。
僕の定まらない視線の先に気付いたウルサは僕に跨り窓の方に向き直る。
「カズキ殿、物欲しそうな女がいるぞ。こっちに来られないようだからせめて楽しませてやろうよ!」
そう言って股を開いて見せつけながらチ○ポをマ○コに挿入させる。
「ほ〜ら、見えるか?お前らの仲間を沢山殺した男のチ○ポが私の中にズップリ入ってるのが。剣で斬りつけても切れないガッチガチチ○ポが私のアソコを押し広げて…ア・アッアア!」
ウルサは激しく腰を振り始め、金属の部屋に粘りのある水音を響かせた。
朦朧としはじめる頭の隅で、目の主をアヴィと結びつけた。
「アハハ!カズキ殿、敵に見られながらのまぐわいもおつなものだろ!」
激しさを増すウルサ。比例するように僕の意識は遠のき、射精を感じながら僕は気を失った。


それから約一週間、僕達は馬車に揺られ続けた。
その間、アヴィやグランディスや帝国兵達が僕達に危害を加えて来る事は無かった。
食事は粗末な物だが、ちゃんと与えてくれた。
だが用便時が問題だった。
最初に「したい」と言ったら金ダライを渡された。
つまりこの中にしろという訳である。
し終わったら後方の窓から捨てる。
ウルサはこういうのに慣れているようだが僕は正直参った。
臭いし、用便用タライが側にあると食欲も湧かなかった。
やる事が無いので、ウルサはしょっちゅう僕を犯した。
セックスの時は常に彼女が上位だった。
最後の方は一日の大半を繋がりっぱなしで過ごすというようになった。
そんな生活に辟易しながらも慣れた頃、僕達はエーデルラントの帝都に到着したのだった。

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