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異世界のリョナラー
官能リレー小説 - ファンタジー系

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異世界のリョナラー 16

「折角やさしく相手して上げようと思ったけど君が乱暴にして欲しいならリクエストに答えないとね♪」
もう片方の拳をマ○コにぶちこみ尻におもいっきり蹴った
ケンタウロス娘は前に宙返りしながら檻に激突。背中から石畳の床に落ち、激痛からくるしびれにヒンヒンと小さな悲鳴をかみ殺していた。
馬の体と人間の体が仰向けになっている。
僕は人間の体の喉より下。左右の鎖骨をつないでいる胸骨丙に親指を突き立てた。
指は骨を砕くことなくグズリという感触で刺さった。
「っぐぁああ!?」
軽々と骨を砕くことなく貫かれたことと激痛にケンタウロスは悲鳴を上げた。
「このままオンマさんのお腹までおろしちゃおうかな?」
僕の言葉に我に返ったケンタウロスはキッと僕をにらみつける。僕はファスナーを下す感じで親指を胸骨から剣状突起(鳩尾の上くらいにある胸骨の下の尖ったでっぱり)まで突き刺した親指を下した。
「ぎゃぁぁああ!!」
室内に響き渡る絶叫にモンスターも衛兵も竦み怯えた。
ケンタウロス娘は呼吸するたびに起こる激痛に息をひそめ、涙をあふれさせた。
「もう一度だけチャンスをあげるよ僕は優しいからさぁ、「た・す・け・て・く・だ・さ・い」って十回・・僕の気が変わる前に・・」       
ケンタウロスは何か言おうと口を動かすが声が聞こえなかった。
そこで思い出した。呼吸は横隔膜が伸縮することで肺を収縮させて行うことを。
胸骨を切り裂いたことで胸腔の密閉が破れ、横隔膜が上下しても息を吸うことも吐くこともできなくなっていることに気付いた。
僕は手を左右の肺の奥に突っ込むと心臓を握り、回復魔法を発動させ、腕を胸に突っ込んだまま傷口を塞ぐとケンタウロスは呼吸を取り戻した。
埋もれた手の中でドクンドクンと力強い鼓動を感じていた。
「で?どうするの?」
脂汗に包まれるケンタウロスの心臓を弄びながら再度尋ねるけど、自分の中の違和感に気付いた。
「別の質問するけどさ、君達モンスターはどうして帝国に従ってるの?人間ごとき下等種族に頭を下げるぐらいならば死んだ方がましなんでしょ?」
ドクッ!
心臓が大きく動いた。そして汗が一層吹き出す。
「エーデルラントを治めてるのは人間じゃない」
ドッドッドッドッド。鼓動が強く早くなり、ケンタウロスの視線が泳ぐ。
「誇り高い種族が戦争の駒に使われている。本当は…」
僕が質問を続けるとケンタウロスは僕の腕を掴んで胸から引き抜こうと力を込めた。
「やめろぉ!これ以上私達を…!殺すなら殺せ!!」
僕の腕ごと心臓を引き抜かんばかりに力を込めるが僕の腕はびくともしなかった。
心臓を搾るように握るとケンタウロスはもがき苦しみ腕を離した。
「人間同士の戦争だと思ってたけど人非ざる存在との戦いだったんだ。さらにはモンスターを従えてる」
僕は心臓をでたらめのリズムでマッサージしながら頭の中をまとめているとケンタウロスは失禁、脱糞し、自分の涎に溺れかけていた。

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