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異世界のリョナラー
官能リレー小説 - ファンタジー系

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異世界のリョナラー 13

「こんにちは♪いい音色あげて楽しそうだね」
周りにいた女はとてもいい悲鳴を上げていた
バックリと割られた顔を押さえて蹲る女。
お腹を貫かれて背中からハラワタを垂らして絶命している女。
手や足を失いながらもモンスターから逃れようとしている女。
どれも僕の欲求をかなえてくれる姿をしていた。
僕は魔法に独自でアレンジさせて範囲で回復や復活を試みる。
飛び出たハラワタはお腹に収まり、手足は飛んできて繋がるかトカゲの尻尾のように生えて、割れた顔はみるみるふさがった。
これには町娘だけでなくモンスターも唖然として僕を見ていた。
我に返ったモンスターの一匹が僕に飛びかかってきた。
両腕は大きな翼で足は猛禽類を連想させる大きな鉤爪をしている。
爪を大きく開いて僕の両肩をがっちり掴んで空に舞いあがろうとする。
僕は軽く踏ん張ってみるとモンスターは羽をばたつかせるも舞い上がれないで翼は辺りに暴風を巻き起こす。
猫耳の娘が僕に襲いかかる。
予想に反して爪や牙ではかかってこなかった。
当身で僕の意識を途切れさせようとしてくる。
そこで僕は気付いた。昨夜侍女達とSEXしながら聞いたこの世界の話に男は貴重な存在だというのを。
「こいつら僕を生け捕りにするつもりか。けど、捕えられるのは君たちだよ」
僕は鳥娘(仮名)の足を掴み、地面に叩きつける。加勢に来た鳥娘達に向かって投げつけると合わせて3羽の鳥娘が地にてもがいた。
猫娘(仮名)の首筋を掴むとねじ切る勢いでねじりあげると首の骨がゆがんだのかビクンビクンと痙攣して動かなくなる。
他にも他にもケンタウルスのように馬の体に首の位置に女の上半身が生えた馬娘(仮名)の足を折って動けなくさせる。
気に入ったモンスターは手当たり次第に捕えていた僕の姿は町娘達には孤軍奮闘・獅子奮迅に見えたのか、モンスターが引き上げたときに歓声で迎えられた。
さらには範囲魔法を使って傷付いたり死んだ人を助けたことで奇跡の人とあがめられた。
城内では悪魔。城外では聖人扱い。このギャップは面白いのでそのままにしておくことにした。
捕えたモンスター達は町娘達に縛り方を教わり、すべて縛り荷車に乗せてから回復・復活魔法をかけて城に運ばせた。
城内で一番鍛えられた体を持つオリビアでも僕の射精には耐えられなかったけど、モンスターならどうなんだろうと僕は早く試してみたい思いで城へ向かう足取りは軽かった。
城門をくぐると暗い顔をしたロザリア達や鬼の形相をしたオリビアが僕を迎えた。
「カズキ殿!どういうおつもりか!?」
開口一番、オリビアは僕を責めてきた。
「どうって?僕は城下街を守っただけだけど?」
「我等の兵の足並みが乱されては守れるものも守れぬ!勝手な行動は慎んでもらいたい!」
「へぇ!君たちの足並みって部屋にこもっておしゃべりすることなんだ♪その間に町民は何人死んだんだろうね?」
僕はからかいながら受け流すとオリビアは怒りに顔を赤く染め震えながら黙った。ロザリアはどう口を挟んでいいのかオロオロしている。
手の空いている兵士にモンスター達を入れる部屋か牢屋を手配して僕は返り血を浴びた服を着替えに寝室に向かった。

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