トレジャーハンター 2
そして、レオニオルはそのまま雅の身体を上下させる。
四肢を切断され本来ならば即死していておかしくない雅だが、意識はしっかりとしているようだ。
その証拠に鮮血を流す乙女の秘所を膝の上で斬られた脚と肘の上で斬られた腕を必死に動かし隠そうとする。
「小賢しいわ!」
レオニオルはそんな雅を嘲笑うかのように雅の服を引きちぎる。
「いや〜!」
あの凛々しい雅が子供のように泣き叫ぶ。
「グハハ!
泣け、叫べ、強いオンナの悲鳴は最高だ!」
レオニオルは仁王立ちのまま雅の身体をまるでオナホールのように上下させ続けた。
「ねぇ、レオニオル。この人間貰っていい?」
突然後ろから声がした。何とか後ろを振り向くとザビーナが立っていた。
「かまわんが、どうする気だ?」
「今、研究中の奴でモルモットが必要だったんだ。完成したらあんたにも施術してあげるよ。・・・一億で」
「ふんっ。」
レオニオルは興味ないといった感じで雅を犯し始めた。
ってか、今の話の内容だと、俺なんかの実験材料になっちまう。
何とか逃げないと、そう思った瞬間・・・
プスッ!
首の後ろに何かが刺さったと思ったら、俺は意識を失った。
・・・目が覚めると俺は円柱状の水槽の中に入れられていた。
・・・全裸で
上と下は完全に塞がっている。
水槽の外を見るとザビーナが装置をいじっていた。
「あれっ?起きた?」
ザビーナはこちらに気付き、声を掛けてきた。
「寝てる間にアンタの体調べたけど特に変わったところは無いわね。」
「おいっ、ここから出せ!」
「平々凡々と言った感じで実験には最適ね。」
ザビーナは話を聞かずにしゃべり続けた。
「今からアンタに改造実験するけど、多分三ケ月位かかると思うから眠らせとくね。」
また眠らされるのか、しかも三ケ月!
「それじゃあ、実験開始。」
ピッ!!
ザビーナがスイッチを押すと、上の一部が開き液体が一気に流れ込んできた。
溺死すると思った俺は水槽を壊そうとするがビクともしなかった。
そして、とうとう液体が水槽いっぱいになると、俺はまた意識を失った。
・・・またを覚ますと同じ水槽の中にいた。
対して時間は経っていないような気はするがザビーナが言ってたことが本当なら三ケ月経っていることになる。
周りを見ると今度は誰もいなかった。
どうしようかと思ったらなんだか体に違和感を感じる。
胸のあたりがなんだか重い、恐る恐る見てみると胸に二つのメロン並みのまあるい物がついていた。
いやいやいや、そんこと有る訳が無い。
そう思って下を見たら、ついて無い。
・・・ウソだろ、俺、女になってる?
俺は慌てた、慌てるに決まっている。何せ男だった俺が女になっているんだから。
他に変化した所は無いか調べてみると、角刈りだった髪がきれいなロングの銀髪になっていて、それなりに焼けていた肌はとても白くなっていた。
水槽に映った自分を見てみると、どこにでもいそうな見慣れた顔は映っておらず、十人が十人振り返る様な美女の顔が映っており、とても紅い目をしていた。
「ウソだろ・・・」
発した声も鈴のようなよく通った声になっていた。
どうしようかと混乱する俺。