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群れなして蠢く美しき屍
官能リレー小説 - ファンタジー系

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群れなして蠢く美しき屍 44

「それでは誠様。私は月さんと一緒に避難経路と食料の確認に行ってきます。
 白さん。あなたはここで誠様の護衛をお願いしますよ?」
「・・・!(コクコク)」

まかせろと言わんばかりにうなずく白。
そして美樹と葵は生き残りと敵の有無の確認。
弥生と月は食料と逃走経路の確認をしにその場を後にした。
流れるような一連のやり取りに、誠は文句どころか言葉の1つも上げられない。
仕方ないので4人が戻ってくるまでの間、ソファに座って白と一緒に待つことにした。
誠がソファに座ると。白がまるで当然のように誠の隣に座り、上半身を倒してきた。
俗に言う『ひざまくら』という体勢だ。
そして実に幸せそうな様子ですりすりと誠の太ももを堪能していた。

(女ならともかく、男の太ももなんぞ何がおもしろいんだか。
 まったく頼りになる護衛さんだこと)

誠はその様子に嘆息しながら、改めてホテルのロビーを見回した。
いったいこの世界に何が起きているのだろう。
誠は誰もいなくなったロビーで、数えきれないほど繰り返してきた疑問を考え始める。
ここの様子を見る限り、きっとここも学校の時と同じように発情した女性に男たちが襲われたのだろう。
死体がないあたり、全部あの肉の繭になってしまったか。
それとも飢えた女たちにいずこかへと連れ去られてしまったのか。
どちらにせよ、無事でいることはないだろう。
あの日学校の女たちが発情してからというもの、世界はそれがこれからの常識だと言わんばかりに狂い始めた。
性に飢えた女たちは男をむさぼり、その一部は知能と引き換えに化け物のような身体能力であたりをうろついている。
食われた男たちのほとんどは極上の快楽の中でミイラになるか、女たちの仲間になった。
ごく一部の男は自分のように女たちを満足させ、従わせてつかの間のハーレムを楽しんでいるようだが・・・。
いったい何が原因でこんなことになったのか。
その予兆らしきものが何もなかっただけにまったく見当がつかない。
せめてヒントらしきものだけでもあれば、自分の身体に起きているであろう変化も推測できるだろうに・・・。
やりきれない気持ちで天井を仰いだその時。
突然股間からぬるりと生温かい感触が広がった。
見れば太ももに顔をこすりつけていた白が、いつのまにか誠のチ○ポを口に含んでいた。

「こ、こら白っ!?おまえ、何やって・・・くおっ!?」
「ん〜〜〜?んぅ、んおぉぉ〜〜〜っ♪」
「く、口ん中に入れたまましゃべるなっ・・・!?」

ニッコリと極上の笑顔で返事をした白は、誠の制止を無視して口淫を続ける。
彼女の口の中は温かく、大量の唾液で性器さながらの・・・いいや第2の性器として機能していた。
こんな気持ちのいいことをされて、何もせずにいられるわけがない。
誠は我慢できなくなり、白の頭をつかんで剛直をノドの奥まで突っ込んだ。

「ふごぉッ!?うご、ごがぁッ!?」

たまらず上がる白の悲鳴。
しかし口から出すのは嫌なのか、吐き出すようなマネはしない。
それをいいことに誠はそのままイマラ○オを続行した。

「んううぅぅ〜〜〜ッ!?ぐっ、おああぁぁぁ〜〜〜ッ♪」

すると最初のうちこそ苦しがっていた白の顔に、喜悦の色が見え始める。
両目にいっぱいの涙をため。ノドを突き破らんばかりに抜き差しされているのに喜んでいるのだ。
普段の誠ならその異常さに何か感じ取ったかもしれない。
しかし思わぬ口撃で不意を突かれ、快楽のとりことなっていた彼にそんなことを考える余裕はなかった。

「くっ!?だ・・・出すっ、出すぞぉっ!!」
「んごふっ!?ふっ、ふううぅぅぅ〜〜〜・・・ッ♪」

そして射精。大量の白濁液が白の食堂に直接注がれる。
白はそれを必死になってすべてを飲み下すと。
あろうことか、尿道に残っていた分まで吸い取ってその胃袋に収めてしまった。
そしてようやく苦行(?)から解放された白は猫のように極上の笑顔を浮かべて感謝の頬ずりを始めるのだった。

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