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ピピの錬金術士 ビリーのアトリエ
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ピピの錬金術士 ビリーのアトリエ 1

平和な王都ピピの片隅にに錬金術で生計を立ててる少女がいました
名前はビリー
両親はそれぞれ愛人ができ、同時に蒸発したものの、先祖の遺産で一生働かなくてもいい身分でした
しかし、先祖の遺産である錬金術に興味を持ち、始めて出てきた副産物を売りに出したら大当たり
今では極めるより商売に夢中になっています
傷薬から爆弾まで(裏メニュー有ります)
お気楽極楽破天荒爆弾娘の冒険がはじまります
「あはは、迷っちっち」
野草や鉱石を入れた大きな篭を背負ったビリーは一人森の中で笑った
太陽で方角を調べようにも鬱蒼と茂る木の枝が空を覆い隠していた
太陽を探して歩くうちに完璧に遭難した
磁石を吊してみるがグルグル回るだけだった
「こんな場所あったかなぁ?」
錬金術を始めて早二年。この森には何度も来たが、このようなことは始めてだった。
特に方向音痴というわけでもなく、勘もいいほうだ。とりあえず食料に困る場所ではないので、これ以上迷わないように木に印をつけつつ歩き出す。
キョロキョロと辺りを見渡しながら歩いていると、トンと何かにぶつかった。

それは身長2メートルもある、巨大なミノタウロスだった。
そして当たったのはそそり勃つ巨大な男根だった。
きゃああ!!
ビリーは悲鳴をあげながら慌てて後ずさり、逃げ出した。
そんなビリーをミノタウロスは巨根を向けつつ追って来る。
恐慌に駆られたビリーは慌てて爆弾を取り出し、投げた!
バガン!
森を揺らすような爆発音と閃光、そして爆炎が生じ、ミノタウロスの上半身を包み込む。
爆煙が晴れると、そこにはミノタウロスだったものの腹から下だけがあった。上半身は陰も形もない。あたりには角の折れはしや、焼け焦げた肉片が散乱して燃えている。木っ端微塵になったのだ。
「すごい・・・・・。」
そして仰向けに遺骸がドシンと倒れる。
青い顔をしてビリーはそれを見ていた。

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