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FANTASYC PSY
官能リレー小説 - ファンタジー系

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FANTASYC PSY 72

身の潔白を取るか、男の尊厳を取るか?
邦人はちょっとだけ考えると、自嘲気味にフッと笑った。

(何考えてんだオレは。そんなもん考えるまでもねええことだ、ろっ!!)

邦人は腹をくくると、上半身を起こすと同時にマギの身体を突き飛ばした!
まさかの反撃に完全に不意をつかれたマギは、女の子らしいかわいい悲鳴を上げて倒れる。
そして邦人は・・・!

「マ・・・ウント、ポジショ〜ン♪」
「な・・・何!?」
「ふっふっふ・・・。よ、くも好き放題やってくれた、なぁ〜?」

まだ痺れが残っているのか、つたない言葉で笑みを浮かべる邦人。
しかしその目はまったく笑ってない。
だがマギはそれに気づかないほどに動揺していた。
まさか麻痺の効果がこんなにも早く解けるなんて、思ってもいなかったのだろう。
もう一度麻痺させようにも、両手を押さえられてはそれもできない。
形勢逆転。もうマギにはどうすることもできなかった。

「くっ・・・!私を・・・どうするつもりだ・・・?」
「あ〜、それなんだけどな?
 縛り上げて、ルークたちに突き出そうかと思ったんだけど・・・。
 それだとオレが逆レイプされちゃったこと、みんなに知られちゃうだろ?
 オレ、メアリーには知られたくないんだよな〜」

棒読み口調で淡々と話す邦人。
その様子に、マギもようやく事態の重さを理解した。
だが気づいたところでもう遅い。
彼女は、すでに取り返しのつかないところまで踏み込んでしまったのだ。

「それにここでやめたら、おまえのせっかくの初体験が台無しになっちゃうだろ〜?
 だから、ここは口封じも兼ねて、スッキリさせてやろうと思うんだ」
「な、何だとっ・・・!?むぐっ!!」

どういうことか問いただすより先に、邦人はマギの唇を奪う。
ついに彼はマギへの復讐を開始したのだ。

唇を重ねたまま、邦人はゆっくりと円を描くように腰を動かし始めた。
「ン〜!!ンン〜!?」
マギは口を塞がれたまま、声にならない悲鳴をあげる。
しばらく続ける内に、その声はだんだんと色っぽい響きを帯びたものへと変化してきた。
もう大丈夫と判断した邦人はマギから唇を離した。
「ハァ…ハァ…」
息を荒げて潤んだ瞳で邦人を見つめるマギ。
「どうだ?書物で得た知識と実際やってみたのとでは全然違うだろ?」
「わ…分からん。分からんが…何だか胸がドキドキして、頭の中がボ〜ッとして…こんなの初めてだ…」
「怖いか?」
「……」
それに対してマギは首を横に振った。
「よし…それじゃあ…」
邦人はマギの両手を離し、彼女の腰に手を当てると、ゆっくりとピストン運動を始めた。
それは次第にペースを速めていく。
「アッ…な…何だ…アァンッ…こ…これ…アンッ…すごい…気持ち良い…アァンッ…これが…男女の…アンッ…交わり…」
いつの間にかマギの瞳からはポロポロと涙がこぼれ落ちていた。
邦人はそんな彼女を見ている内にキュンと胸がときめくのを感じた。
(な…何考えてんだ俺!!俺にはメアリーって言う大切な人がいるのに…!!)
邦人は慌てて目を逸らし、気を紛らわすためにマギの上着に手をかけて脱がせた。
メアリーほどではないが大きめな二つの乳房が露わになりプルンプルンと踊り出す。
邦人はその乳房を優しく揉んだり乳首にキスしたりした。

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