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おてんば姫、ファニーの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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おてんば姫、ファニーの冒険 148

ヤムとクンのペニスは放出直後にもかかわらず、未だ天を屹立していた。
ファニーもアンナも兄弟のペニスから目が離せなくなっていた。
(ほ、ほしい)
もはや二人の頭の中は、セックスのことだけしかなかった。
二人は兄弟の前まで行くと、四つんばいになってお尻を差し出した。
「お願い…」
「入れてほしいの…」
その言葉を聞いた瞬間、ヤムとクンの兄弟の理性は弾けとんだ。
ヤムはファニーに、そしてクンはアンナに抱きついた。
ヤムもクンも性体験などまったくない、だが野性の本能ともいうべきか、兄弟の肉棒は確実にファニー達の秘所を捕らえいく。
(ああ、早く入れて、もう我慢できない)
肉棒の先端は何度も入り口をつつくが、すぐにずれてしまう。
その度にじらされて、余計に欲情が高まっていく。
何度か失敗しているうちに、ようやくコツがつかめたのか、ヤムのペニスがファニーの中へと入ってく。
「痛い、あ…あれ、わたし、何してるの…」
ヤムはまだ子供だったが、そのペニスは人間の成人男性のよりも太く、びっしりと棘が生えていたから、ファニーは快楽よりもまず痛みを感じた。
その痛みによってファニーは正気に戻ったのだが、すべては遅すぎた。
ファニーは必死にヤムを振りほどこうとするが、ヤムもまた必死だ。
自分の子種をメスに植えつけようとするオスの本能にしたがい、自分の腰をファニーに押し付ける。
「いやあ、助けてライズ―ッ」
ファニーは必死に助けを求め手を伸ばした。
だがそれに答えるものは無く、ただ更なる淫獣たちを呼び寄せる効果しかなく、伸ばした両手は地面を掘り返すだけだった。
「ああ、だめ、このままじゃ…」
ファニーのあがきは、ただ自分の身を苦しめるだけだった。
プチッ
何かが破れる音とともに、ヤムの肉棒はファニーの処女幕を破った。
「ああっ」
その瞬間、ファニーは自分が大切な何かを失った事に気づいた。
「はぁはぁはぁ」
「うぐぅ、いやぁ、もう止めて…」
ヤムは必死になって腰を振り、自分の肉棒をファニーの中に出し入れする。
相手を思いやる気持ちも無い、ただ自分の肉欲をぶつけるだけ。
そんなセックスなど快楽などあるわけなく、ファニーはひたすら痛みに耐えるしかなかった。
だがそんな苦行の時間も終りを告げる。
「うう、も、もう出る」
「えっ」

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