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blood&witch
官能リレー小説 - ファンタジー系

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blood&witch 12

一方フェイクの方は朝も出している分まだ少し余裕はあったが、この小屋にいる状況で長居はできんと激しく突きまくっていた。
ふいにフェイクはナリナの両足を持ち上げまんぐりがえしの体勢に変えて上からナリナを突き始めた。
いきなり体勢を変えられ一瞬ナリナは驚いたが上から貫かれる衝撃で更なる快感に酔いしれていた。
「あっ…あ…っあぁ〜っ!!い…イク…イきそ〜!!」
その瞬間フェイクは普段あまり弄ることがない(というか弄らせてもらえない)ナリナのぷっくり膨れた肉芽を軽く捻った。
「ひっ…ああぁぁあ〜〜っっ!」

…ブシャアァ……!

肉芽を弄られた途端、大量の潮を吹きナリナは達した。またその時の膣内の締め付けも最高潮に達しフェイクもイッたのであった。

「まったく…ヤリすぎだ…」
二人がイッてから少し時間が経ちようやくナリナは発情期が落ち着いたようである。しかしお互い陰部以外は服を着たまま行為をしたために、ナリナの大量の潮と愛液で服の一部が互いにびしょ濡れになっており、そのまま外に出れない状況になっていたのだった。
「すまぬ・・・・」
ナリナが少しバツの悪い顔で謝るとフェイクはナリナの額と自分の額に手を当てる。
「・・・・何をしている?」
「熱はないみたいだな。朝食ったパフェに変なものでも入ってたか?お前が俺に謝るなんて、世界破滅の序曲みたいなもんじゃねぇか」
「人が素直に謝っているというのに、なんて言い草だ!」
「お前と旅して三年だが、謝ってもらったのは今日が初めてだからな。驚いたんだよ。まぁ、気にすんな。少し仮眠してから行こうぜ。夜の方が奇襲かけやすいからな」
「・・・・フンッ!」


その頃、レイナードへ、ある一団が向かっているのを誰も知らなかった。


「起きろ、フェイク」
「ん、ナリナか?」
窓のない小屋の中は夜の闇に侵食されたように真っ暗で、ナリナの姿も分からないほどだった。
「東の空がおかしい」
「東?レイナードの方か?」
ナリナに促されて、外に出るとレイナードの方角の空が赤々としていた。
「火事だろうか?」
「・・・・火事にしては明るすぎる。ここらの乾期は一月は先だ。大火事が起こるはずは・・・・」
その時、フェイクの頭に嫌な予感がよぎった。
「ヤバイ!!ロバラトの野郎と入れ違いになった!!奴らがレイナードを襲ってる!!」
「まて、レイナードはバルアの首都、軍がいるだろう」
「今は少数部隊しかいねぇよ。先週、隣国のナグサの内紛に軍の大部分を派遣したからな」
「よく知ってるな」
「新聞くらい読め。それより早く行くぞ。マスターたちが心配だ」
そう言って、フェイクは外に繋げていた馬の紐を解く。
「うむ、あそこのパフェは絶品だったからな。ここのまま食せなくなるのは口惜しい」
パフェから頭をはなさないナリナにフェイクは呆れるしかない。
「もうちょい他のことも心配しろよ」
「もちろんマスターも心配だぞ。あの者がいなければ、誰があのパフェをつくるのだ」
「・・・・もういい、行こうぜ」

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