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女装男子は嫌いですか?
官能リレー小説 - 女装/異性装

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女装男子は嫌いですか? 1

俺、森中明(もりなかあきら)。
俺にはコンプレックスがある。
低い身長、細くスラッとした手足、思春期独特のニキビもなく綺麗な肌。
そして鏡に映る顔はぱっと見は女性と間違えられる。

このコンプレックスが吹っ切れたのは12の時。
悪友の誘いに乗り女装をしたのが始まりだった。
ハロウィンのパーティーに誘われて悪友が女装を持ちかけたのだ。げんなりしたが彼とは何かと貸しがあるから応じることにした。
「なんだよこれ?」
「セーラー服だよ、これは姉貴が捨てる予定の下着……」
紙袋に入っていたのは悪友の姉が着用していた中学時代の制服だ。
「まだ着替えてないの?もう〜〜明ちゃん」
ノックもせずに入ってくる悪友の姉である、白崎 萌さん。現在イベント会社に勤める社会人である。
「姉貴!はいってくるなよ!」
「オシが弱いからよ」
隠して僕は着替えることにした。ブラだけはパット入りになっていたけど下半身のそれは固くなろうしていた。
(これが萌さんのパンティー・・)
レースの施された小さなそれは、とても陰部を隠す下着とは思えなかった。
それまで女性の下着というものをこんな身近かに見たことが無かった俺が、それに興奮するのも無理もないと言えば無理もなかった。
それに、幼少の時から何かと世話を焼いてくれていた、悪友の姉である美しい萌さんに対して、憧れにも似た感情を抱いていたのだ。

ドキドキした・・
これが萌さんの性器を覆っていたんだと思うだけで、今まで感じたことが無い程に、躯が熱く火照っていた。
俺は部屋の物陰で背を向けると、萌さんのパンティーを鼻に宛てがい、思いきっり深呼吸した。
「明君も大人になったね」
萌さんがニンヤリとして背後から囁き、ブリーフの布合わせ目を少し弄ると皮被りのペ●スが出てきた。
「明、先に行くぞ」
今や絶滅危惧種の学ラン姿の悪友が部屋から出ると萌さんがベットの上で押し倒した。
その日に萌さんの手で射精を経験する。まだ自分で正しい自慰を会得する前だったので、あまりに衝撃的だった。
憧れから倒錯的な形であっても発展であり、契約の儀式のようでもあった。
ハロウィンパーティーが無事終わって悪友も部活が忙しいので疎遠になっても、萌さんとは関係が続いていた。
14歳の誕生日プレゼントは俺の学校のセーラー服で、もちろんハロウィン用でなく萌さんといる時に着るものである。

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